ARTHUR VEROCAI/ARTHUR VEROCAI

ARTHUR VEROCAI/ARTHUR VEROCAI
1972年 ブラジル
『ブラジル音楽にも宇宙を感じた』

 DJから絶大な人気を誇る、という煽り文句に好奇心をそそられて購入してみたアルトゥール・ヴェロカイのファースト・アルバム。さすがに抜群に素晴らしかった。たまにはDJの流行に乗っかってみるのも悪くないなと、偉そうなことを思ってしまいました。

 アルトゥール・ヴェロカイは60年代から活躍するプロデューサー。映画音楽やテレビの音楽を始め、多くのアーティストを手掛けていたとのこと。
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 イタリアン・プログレと言われても違和感ない、たそがれたメロウ・チューン「CABOCLO」から驚き。途中、アコギのソロのバックで、電子音がループして来ます。映画音楽を手掛けているだけに音楽がとても立体的。次の「PELAS SOMBRAS」ではサックスが登場。ハードボイルドに目配せしつつ、エレガントなポップスに仕立てています。ここまでで一気に心を掴まれました。ボサノヴァ、ジャズ、プログレが交錯して、鬱屈したスペース・ロックを生み出しています。ブラジルの音楽に対しての偏見(ボサノヴァしか見えていなかった)を取り去ってくれそうな一枚。

「PELAS SOMBRAS」

この曲ではゲストとして参加したルイス・カルロスがヴォーカルを取っています。
上品なエレピと無頼なブラスの組み合わせがかっこいい!

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