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DICTE/Perfume

DICTE/Perfume
2016年 デンマーク
『デンマーク・ロックはまだまだ掘り甲斐がありそう』

 ヴァイオリンを交えた暗鬱なテクノポップ「Stronger」にやられてアルバムを買ってみたものの、そのオープニング・ナンバー「Don´t Wanna Lie」は厳かなピアノ・バラードでした。「???」
 ディクテはデンマーク、コペンハーゲンを拠点に活動するSSWです。1989年、彼女は地元のタレント・コンテストを経て、「HER PERSONAL PAIN」というグループを結成します。そこでヴォーカリストとして活動、2枚のアルバムを発表。ニューウェイヴ系のシリアスなロック・サウンドが特徴だったようで、何とデンマークのグラミー賞も受賞している実力派グループでした。正直、90年代のデンマークのロック・シーンには疎かったのですが、これはかっこいいです。是非聴いてみてください。さて2枚のアルバムをリリースした後、残念ながらHER PERSONAL PAINは解散してしまいます。その後、ディクテはソロとして活動。7枚のアルバムをリリースしており、本作は8枚目のアルバムとなります。
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 ソロになってからはニューウェイヴの影響を引きずった陰鬱でハードボイルドなロックをやっており、バンド時代の音楽性を引き継いでいる印象。少しポップで内省的になっているのがポイントです。そんな中で今回のアルバムではピアノ弾き語りからオーケストラとの共演、そしてバンド録音と様々なスタイルを試しており、更に複数のプロデューサーを起用することで、自身の引き出しを全て見せることをコンセプトにしているようです。その為、大変バラエティに富んだ内容となっています。
舌足らずで掠れた歌声は魅力的で、加えて感情表現が豊かで引き込まれます。ダーク且つ神秘的なサウンドと相まって、ジュリアンヌ・リーガンを彷彿とさせる所もあり。多彩な楽曲群も良質なものが揃っており、ダークな世界観と彼女のヴォーカルの力でアルバムとして楽しめてしまいました。デンマーク・ロック界の歴史を少し覗けた気がして、その意味でも出会えてよかったミュージシャンです。

Stronger



ライブも見つけたので、せっかくですのでスタジオ版と合わせてどうぞ。この煮え切らない暗さ加減が素敵。軽やかなヴァイオリン、爽やかなコーラスの後ろでポコポコと鳴る、シンセが不穏ですね。

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