Laura Mvula/ The Dreaming Room

Laura Mvula/ The Dreaming Room
2016年 イギリス
『聴いた後の余韻に訪れる爽快感は格別』

 バーミンガム出身のSSW、ローラ・マヴーラによるセカンド・アルバムが到着しました。デビュー作のレビューではまだ日本でそれほど紹介されていなかった為、「Mvula?なんて読むんだろ、これ?」と悩んだあげく、ムヴーラと読んでみた素直な僕。しかしながら今回のアルバムではマヴーラが優勢な様子。早速、乗り換えました。(ムビュラと書いてあるページもあり)
 前作同様、プロデュースはトロイ・ミラー(エイミー・ワインハウスなどのアルバムを担当)。ゲストが多数参加している作品ですが、特にナイル・ロジャースとロンドン交響楽団が参加していることに少し驚きました。豪華です。
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 エレクトロ、ソウル、彼女のルーツである南アフリカの民族音楽等をミックスした音楽性が新鮮だったデビュー作。その流れを本作も受け継いでおり、その上でより振り幅を大きくしたものとなっています。具体的にはエレクトロ要素とアフリカン要素が強調されているのがポイント。またロンドン交響楽団の参加に象徴されるように(ファーストと本作の間にクラシカルなアレンジを施した企画盤がリリースされています)スケールが大きな楽曲を多く収録しているのも特徴です。
 民族音楽をドラマティックなロックとして仕立てる手法からは、どうしてもケイト・ブッシュの残像がチラホラと・・・・・・。しかし、その上で尚、エキサイティングな音楽であることには違いありません。アフリカンの血を感じさせるリズム感と、エレクトロ・ビートが交錯する動のパート、清々しいメロディーによる静のパートが満ち引きを演出。
 最後に、ごった煮感満載の複雑な音楽性にも関わらず、ほとんどすべての曲が3分に収まっている為、スピード感があり。目まぐるしいアルバムですが、聴いた後の余韻に訪れる爽快感は格別。

Overcome

 ダンス・ビートを強調した意欲的なナンバー。ここではナイル・ロジャースが参加、躍動感あるカッティングを披露しています。アフリカン・スタイルでの詠唱との対比が素晴らしい。
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コメント一覧

#891 No title
まあゆっくりマイペースで・・!
(PS)ゴジラ映画特集を公開いたしました~!もし興味があるようでしたら覗いてみてください。
#892 Re: No title
> まあゆっくりマイペースで・・!
> (PS)ゴジラ映画特集を公開いたしました~!もし興味があるようでしたら覗いてみてください。

コメントありがとうございます。ちょっとスローで休みます。
hp覗いてみますね。

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