BLUES PILLS/Lady In Gold

BLUES PILLS/Lady In Gold
2016年 スウェーデン
『まだまだこれからだ』

 70年代ハード・ロックを継承する音楽性で、注目を集めたブルーズ・ピルズの新作が到着。こういった音楽性のグループを指して「古ロック」と書いてあるのをBurrn!で読みました。うーむ、分かりやすい。そういう呼称が出るくらい色々なグループが出現しているということでしょう。当ブログでもいくつか取り上げていますが、これは楽しくなってきました。
 エリン・ラーソンの歌声は相変わらず強力無比。ヴォーカル、演奏共によりパワフルになっており、特にオープニングからの2曲ではギター・リフを強調しているのでAC/DCを彷彿とさせました。大会場でのパフォーマンス経験を積んだ成果か、スタジアム・ロックを演奏する大物のような風格が漂っています。
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 ただ楽曲に関しては不満もあり。特に前半、大味なブルーズ・ナンバーが多めであるのが気になるところ。余韻やハッタリを大事にして曲が冗長になってしまう罠にハマっているように見えます。一方で後半にはブルーズ、ソウルの泥臭いグルーヴをグネグネと感じさせながら盛り上がる曲が控えており、特に「Bad Talkers」から「You Gotta Try」への流れは最高。こっちをオープニングにした方が良かったのではないか、と感じました。まだ10回ほどしか聴いていませんが、レビューで楽曲への苦言を呈したファーストの方が総合的に楽曲の出来は良かったです。
 こういった古ロックはどうしても雰囲気優先で入ってしまいがち。まして彼らブルーズ・ピルズの佇まいと来たら最高なのですから・・・・・・次こそは私のような口うるさい頑固爺をだまらせるアルバムを作っていただきたい。このアルバムも悪くはありません。それでも、彼らの真価はもっと凄まじいはずだと信じています。
I Felt A Change

 ブルース・ハードロックとしての王道バラード・ナンバー。しんみりとしたキーボードが素晴らしい。ストリングスが壮大な曲へと仕上げているのですが、個人的には無い方が良かったかな。

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