ハンバートハンバート/FOLK

ハンバートハンバート/FOLK
2016年6月 日本
『セットリストのような自然さが素晴らしい』

 現在の日本を代表するアコースティック・デュオ、ハンバートハンバート。
近年、あまり言及されなくなってきた『FOLK』という単語を冠したタイトルが頼もしい。
今回のアルバムは代表曲の新録音5曲、カバー5曲、
アニメに提供した1曲のセルフ・カバー、新曲1曲という内訳です。
タイトル通り、二人の弾き語りで録音されているのが特徴。
ファンにはうれしい企画盤となっています。
それでは、ポイントについて印象を書いていきます。
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新録音について

 歌、ギター(バンジョー)、ハーモニカによるゆったりとした演奏で、
柔らかく落ち着いた魅力を改めて感じました。
それは「荒神さま」のような厳しいメッセージを含んだ曲を除外した選曲
(「国語」は選んでいますが)の効果もあるのでしょう。
毒や神秘性よりも親しみやすさ、穏やかさが重視された内容です。

カバーについて

 スタンダードな選曲。
ライブで古くから披露してきたであろう楽曲が多く、彼らの曲として馴染んでいます。
ただし、そのクオリティーの高さゆえ、もう一捻りした選曲が欲しかったという思いがよぎるのも事実。
そんな中、電気グルーヴのカバー「N.O.」はハイライトと言えるインパクト。
フォークへと転化させた手腕、着目点が素晴らしい。
いつかリリースされるかもしれない、カバー・アルバムへの欲求を高めてくれます。
例えば野澤享司をやってくれたなら、素敵なことになりそう。

横顔しか知らない

 ハンバートハンバートらしい、煮え切らない状況を捉えた片思いソング。
アルバムの雰囲気にもバッチリはまっています。
敢えて少し前の作風を意識した感じがありがたい。

まとめ

 企画盤ながらアレンジが統一されているので、
ライブのセットリストそのままのような自然さが素晴らしい。

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