Jake Bugg/On My One

Jake Bugg/On My One
2016年 イギリス
『あなたは素材だけで勝負できるはずだ。』

 イギリスの新鋭SSWとしてシーンを引っ張っていくであろう、ジェイク・バグ。
ファースト、セカンドと矢継ぎ早にリリースされていたものの、ここに来て3年の空白。
情報が溢れる21世紀に慣れてしまった自分にとっては、
「あぁ、そういえば居たな。」と危うく忘れかけてしまう程の長い沈黙でした。
サード・アルバムの到着です。

 ファーストではボブ・ディラン的な弾き語り、
セカンドではバンド録音を交えたパブ・ロック路線にも手を伸ばした彼。
「イギリスのアメリカ」路線を地で行っており、素晴らしい。
今回はセルフ・プロデュースとのこと。
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相変わらずかっこいいな!

 デジタル、ストリングスを導入しており、サウンドはこれまでになく分厚い印象を受けます。
壮大なアレンジに包まれた哀愁味を帯びたメロディーが
U2やポール・マッカートニーを彷彿とさせる所もあり。

 ダイナミックなロック曲のインパクトが強いせいか、
初期の頃にあった、ざらついた焦燥感みたいなものは希薄になってしまった印象。
一方で、弾き語り曲でのうらぶれた雰囲気は相変わらず素晴らしい。
ただこちらもシンセサイザーなどが入っており装飾過多。
現時点では、プロデューサーを付けたほうが良い作品に仕上がったのでは、という思いがあります。
「イギリスのアメリカ」路線自体は健在なのですが、
自分の持ち味をプロデュースで殺してしまっています。

Jake Bugg – Put Out The Fire (LIVE)

アルバムとしては厳しい意見を書きましたが、曲の出来は相変わらず素晴らしい。
個人的にはこの曲がイチオシ。
サイケデリック期のストーンズを彷彿とさせる、どこか禍々しい雰囲気が最高です。
もしかしたら、どの曲も弾き語りでやったら最高に聴こえるのでは・・・・・・という思いがよぎりました。

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