南波志帆/meets sparkjoy

南波志帆/meets sparkjoy
2016年 日本
『3年越しの復活』
 女性シンガー南波志帆、3年振りのサード・アルバム。
楽曲を提供してもらうスタイルでの非アイドルな女性シンガーは希少な存在です。
(アイドルかどうかは微妙なラインですが)
ただミニアルバム、ファースト、セカンドと楽曲提供者が目まぐるしく変わっており、
個人的にはもう一つ焦点が絞り切れていないのが気がかり。
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 今回のアルバムではレーベルも移籍。
長らく仕事を共にしていたプロデューサー矢野博康とも別れ、
新たな楽曲提供者と作ったアルバムになっています。

 「世界的名プロデューサーであるトーレ・ヨハンソン、持田香織(Every Little Thing)、tofubeats、吉澤嘉代子、THE CHARM PARKなど、個性派揃いの制作陣が楽曲を提供しており、」(以上宣伝文より)
とのことで、概ねイメージに沿う人選がされている模様。
THE CHARM PARKは知りませんでした。
新鋭のSSWで爽やかなポップスを作っているメロディメイカーです。

 前作がキラキラした感じを強調していたので、
インディー制作に戻って少し落ち着きを取り戻した感があり。
バンド・サウンドを始め、緻密なアレンジがされていますがすっきりしていて聴きやすい。
鼻にかかったクリアな歌声は相変わらず魅力的です。
メインの作曲担当は5曲を作ったTHE CHARM PARK。
モータウン・ビートの曲を取り入れるなど、王道なシティポップ楽曲を提供。
トーレ・ヨハンソンの2曲も同系統でうまく溶け込んでいます。
それら爽やかで溌剌としたポップ・ナンバーを軸に、
多士済々のクリエイターによるバラエティ豊かな楽曲群が散りばめられた内容です。
これまでにあったメルヘンチックな楽曲があったことには、サービス精神を感じました。
収録曲ではビートルズっぽい「ミモザ」がとても新鮮な聴き心地。
派手さ、インパクトはそれほどありませんが、堅実な出来。
期待通りのアルバムです。

「Good Morning Sunshine」

こうやって映像で見ると3年経ったな、と感じるところがあり。
元々、こういった溌剌とした曲が得意だった彼女。
シティポップが盛り上がっている今がチャンスなのだと思います。
更なる活躍に期待。

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