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Lonnie Mack/Lonnie On The Move

Lonnie Mack/Lonnie On The Move
1992年編集 アメリカ
『違いが分からない男のブルース・レビュー23』

 今年は大物ミュージシャンの訃報が次々に伝えられています。
そんな中、ロニー・マックという人物の訃報も届いていました。
4月21日(プリンスと同じ日だ)に74歳で亡くなられたとのこと。
勉強不足なわたしは全く彼のことを知りませんでした。
そこで今回の記事を書くことになりました。

 1941年インディアナ州ハリスバーグ生まれ。
青春時代(1950年代)にはカントリー・バンドを組んでいました。
ところがある日、ロカビリー、ロックンロールの洗礼を受けて、大いに感化されたロニー・マック。
そこからロカビリーのギター・スタイル(速弾きでのリフ)を受け継いだ
ブルース・インストを演奏することになりました。
1963年には「Wham」(5位)「Memphis」(24位)という二つのインスト曲を
シングルで発表してヒットを記録。
ただその後が続かず。
ブルーアイドソウルっぽいアルバムを出したり、A&Rとしてミュージシャンを発掘したり、
と苦労していたようです。
その後、トラック運転手になった彼を再びシーンへと復帰させたのが、スティーヴィー・レイ・ヴォーン。
1963年のインスト2曲によってブルース・ロックに目覚めたスティーヴィー。
彼のリスペクト、バックアップのもと制作されたアルバム「Strike Like Lightning」を発表。
1985年のことでした。
以降、1990年までコンスタントにアルバムを発表しています。

 ジェフ・ベックやクラプトンへの影響も大きいと言われる、ブルース・ロックの始祖の一人。
近年は様々な表彰の場や、アルバムへのゲスト参加くらいしか、活動していなかったようです。
lonnie-mack2.jpg
ギターがフライングVってところもポイント。

 「Memphis」と「Wham」を聴いてみました。


なるほど、ブルース・ロックの祖と言われるのも分かるサウンドです。
スピード感、自由なアドリヴを交えたギター・ソロはシンプルにかっこいい。

 さて改めてウチにあった
(4行目で全く知りません、とか書いておきながら、探したら棚に刺さっていた!!これは重症だ!)
ベスト盤をご紹介。
エースからリリースされた92年編集のもので19曲が収録されています。
先にご紹介した通り、彼の全盛期を振り返る場合、
カムバックを果たした85年以降か、もしくは一瞬の煌めきを見せた63年のシングル2枚となります。
しかし本作は1964年から1976年(恐らく最初の引退した年)までの音源を収録。
ということで、ロニー・マックの入門盤としては、ちょっとお勧めしにくい内容でしょう。


 タイトル・トラックは1964年の録音で
ボビー・ブランドのヒット曲「Turn On Your Love Light」をリアレンジしたもの。
ちょうど2曲を比較するyoutube動画があったのでどうぞ。


ソリッドでガレージ感覚溢れるロックンロールになっていますね。
前の2曲のインストよりも洗練されており、
ブルース・ロックへの進化の過程が見えるようにも思えます。
これがイギリス原盤で1964年にリリースされているというのもポイントです。
1964年録音の曲は4曲。シングル2枚分です。

 1967年から68年録音のものが3曲あり、こちらもインスト。
ですが、ブラスも入ってかなりキャッチーなものになっています。
ギターは相変わらず流麗ながら、モッズあるいはイージーリスニングっぽい印象。

 残りは76年録音のレコード「Home At Last」からの音源です。
ヒットが出ず、試行錯誤してもダメ。
そこで決意した最初の引退作ということで、ロカビリーに原点回帰しています。
女性コーラスを入れたり、ブラスを入れたりとゴージャスなサウンドになっているものの、
やっていることはシンプルなロックンロール。

 彼の本領が発揮されており、楽しめる内容でした。
いくつか代表作を聴いた後でロニー・マックを更に欲しているならば、いかがでしょうか。

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