須山公美子/夢のはじまり

須山公美子/夢のはじまり
1986年 日本
『子守歌として末永く付き合っていきたいアルバム』
 長期に渡りCDが廃盤となっていた名盤中の名盤が二度目の再発。
ということで、その類の煽り文句にはめっぽう弱いわたくしは衝動買いをしてしまったわけであります。

 須山公美子という方は全く知りませんでした。
神戸出身の女性シンガー。
ピアノ、アコーディオンによってシャンソン、昭和歌謡をテーマとした自作曲やカバーを演奏しており、
現在も現役で活躍されています。

 本作はレコード文化最晩年に、当時の最新技術を駆使して録音されたセカンド・アルバム。
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シャンソンや唱歌をルーツにしていることも頷ける、伸びやかで清廉な歌声と
穏やかながら時々、アヴァンギャルドでレコメンっぽさも顔を出すピアノ、アコーディオンの調べの組み合わせ。
このような作品がギラギラ絶好調な1986年にリリースされていたとは知りませんでした。
インディー・レーベルからひっそりとリリースされるのも(残念ながら)納得の音楽性です。
本作には、斎藤ネコや溝口肇など、セッション・プレイヤーとして豪華なメンツが参加しており、
「新しい大陸」など賑やかな伴奏が楽しめる曲もあり。
ノスタルジックでとろけるような世界観が全編で貫かれています。
夜、ひっそりと子守歌として末永く付き合っていきたいアルバム。

「新しい大陸」


こちらは旧盤の音源で、
2016年に再発されたリマスター盤ではこれよりもクリアーな音で楽しむことが出来ます。

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コメント一覧

#871 No title
こんにちは!
ヒ、ホー、ハイ!さあ、お立会い!!

このアルバム、レコードで持ってました~~!
が、レコード屋某DUに全部売ってしまったんです。
CD出たんですね!

確かくじら、若しくはキリングタイム目当てで行ったサイケデリック物理学で、初めて須山さんを見て、その後渋谷のジアンジアンなどで何度かライヴを見ました。

『乙女のワルツ』とか歌ってましたよね。

それと、故・篠田正巳さんも参加してませんでしたか?
東京一の軽業師~~という曲に、確かチンドンが使われていましたよね。
#872 Re: No title
yuccalina様 こんにちは
コメントありがとうございます。

解説にはレコードとして最先端の高音質盤だったらしいですね。

篠田正巳さんは2曲をプロデュース、うち1曲(新しい大陸)でサックスを吹いています。

> 東京一の軽業師~~という曲に、確かチンドンが使われていましたよね。
その通りです。バッチリ聴き込まれていますね!

> こんにちは!
> ヒ、ホー、ハイ!さあ、お立会い!!
>
> このアルバム、レコードで持ってました~~!
> が、レコード屋某DUに全部売ってしまったんです。
> CD出たんですね!
>
> 確かくじら、若しくはキリングタイム目当てで行ったサイケデリック物理学で、初めて須山さんを見て、その後渋谷のジアンジアンなどで何度かライヴを見ました。
>
> 『乙女のワルツ』とか歌ってましたよね。
>
> それと、故・篠田正巳さんも参加してませんでしたか?
> 東京一の軽業師~~という曲に、確かチンドンが使われていましたよね。

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