Shel/Just Crazy Enough

Shel/Just Crazy Enough
2016年 アメリカ
『ビートボックス入りフォーク・グループ』

 浮世離れしたファッションに身を包んだ女性グループ、シェル。
コロラド州フォートコリンズ出身の彼女たちが生み出す音楽は、
果敢な実験精神に溢れたフォーク・ロックでした。
本作は2012年のデビュー作に続くセカンド・アルバム。

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 メンバーはヴァイオリン、ギター担当のサラ。
キーボード、ピアノ担当のハンナ。
リード・ヴォーカル、マンドリン、ギター担当のエヴァ。
そしてドラム、ビートボックス担当のリザの4人。全員がコーラスを取っています。
尚、彼女達はホルブロック姓を持つ姉妹。

 後期ビートルズに於けるポール楽曲を彷彿とさせる、英国ロックの影響を感じさせるメロディ。
美しいコーラス・ワーク。そしてストリングス。
このようにメルヘンチックな正統派フォーク・ロックを地盤としていながら、加えて
ダンス、ヒップホップ、エレクトロ、ポスト・ロックなどの要素を絡めているのが特徴です。

 そして、その実験性を強調しているのがドラムのリザ。
彼女はビートボックスをマスターしており、いくつかの楽曲で披露。
グループのミステリアスな個性を際立たせています。
他、ダークな宇宙空間を生み出すキーボード、
ヴェルヴェット・ヴォイスで包み込むヴォーカルも素晴らしい。
英国ロックの影響(ライブではツェッペリンのカバーもやっています)を受けつつも、
ドライで澄み切ったサウンドはアメリカならではのもの。
実験的でありながら、ポップさも十分あり。

Rooftop

 リザのビートボックスを始め、4人のコーラスが活躍する幻惑フォーク・ソング。
醒めたヴォーカルもいい。

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