木下弦二/natural fool

木下弦二/natural fool
2016年3月 日本
『民謡のようなのんびりした空気感』

 東京ローカル・ホンクのフロントマン、木下弦二のファースト・ソロ。
1月に観覧したライブ会場で既に販売していたのですが、予算の都合上その場では買えず。
一般流通での発売を待って(予約して)購入しました。
配送の関係上、ちょっと遅れてしまいましたが無事到着。
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 予定のない休日の午後が似合いそうな、のんびりしたSSW作品になっています。
自身の既発曲を半分、新曲を半分という内容。
元々、リラックスした曲が多かったのですが、歌とギターを中心にしたことによって、
その個性が強調されている印象。
聴き取りやすく分かりやすい歌声と歌詞、ブルージーなギターの魅力もダイレクトに伝わります。

 歌とギター、という触れ込みながら、4曲ではキーボード奏者が参加しています。
他に、女性シンガーが参加している曲や、過去の作品で活躍していた拡声器が使用されていたり、
更にバンド録音1曲もあり、と弾き語り作のイメージとは異なる、凝ったアレンジが楽しめます。
ほとんどミドルテンポの落ち着いた楽曲ばかりながらバラエティは豊富。

 東京ローカル・ホンクの近作では、土臭いフォーク・ロックにサイケデリックなエフェクトを掛けて、
幻想的な音楽を生み出す、というスタイルが特徴の一つでした。
今回のソロでは(一部残していますが)そのエフェクトの膜がはぎ取られているのが新鮮。
民謡のようなのんびりした空気感が味わえます。

「夜明け前」

 夜勤明け。日雇いの仕事で給料をもらった帰り道でしょうか。
1日の仕事が終わると次の日の、と日々の仕事に追われているといつの間にか月日が経ってしまうもの。
何の為に、ということを再確認するには、きちんと立ち止まらなければ。

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#859 No title
アシッド・フォークって初めて聞いたのでジャンルなので何だろうなあと思って調べたら、クスリをやってトリップしてるような雰囲気のフォーク。 取り憑かれたようなヴォーカル、ヘロヘロなギター。アコースティックなサイケデリック・ミュージックとありました。こんな分野があったんですね~
#860 Re: No title
RW様 こんばんは
コメントありがとうございます。

なかなかストレートな解説ですね。
「ような」じゃない音楽もたくさんありますよ。
以前はサイケの概念にひっくるめられていたのですが
ニックドレイクを筆頭とする、その界隈のミュージシャンを再評価する為に
クローズアップされたジャンルでしょう。

例えばメローイエローの頃のドノヴァンも、アシッド・フォークですね。

> アシッド・フォークって初めて聞いたのでジャンルなので何だろうなあと思って調べたら、クスリをやってトリップしてるような雰囲気のフォーク。 取り憑かれたようなヴォーカル、ヘロヘロなギター。アコースティックなサイケデリック・ミュージックとありました。こんな分野があったんですね~

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