GEYSTER/Knight Games japan edition

GEYSTER/Knight Games japan edition
2016年3月 フランス
『ガイスター新作再検証』

 昨年リリースされたガイスターのアルバム『Knight Games』(通算6枚目)は
3枚組というヴォリュームでした。
レコードの話ではなく、CDでの・・・その記憶領域をきっちり発揮しての3枚組は
(悪い意味で)圧倒的と言わざるを得ませんでした。
そんな本作が日本盤でリリースされることとなりました。
それも、音楽評論家の金澤寿和氏による選曲によって1枚にまとめた形で。
これは試してみなければ!
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 早速、奥から引っ張り出してきたガイスターの新作3枚をitunesに投入。
日本盤での曲順の通りにプレイリストを制作してみました。
こうして書くとあっさりしていますが
地味に面倒くさい作業であることは報告しておきます。

1. Knight Games #2
2. I Won't Let You Down
3. Fast Date
4. Sad Girl
5. It's There
6. Do It
7. Back Home
8. Oh David
9. Heal
10. Not an Ordinary Girl (feat. Ed Motta)
11. Victim Of You
12. When the Night
13. Night Class
14. Lily
15. Call Me Back

 一枚のアルバムとして最初からあるように聴こえる自然な曲順に感動しました。
もう数曲入るだろうという収録タイム(63分)でまとめているのも好印象。
僕がやったらCD収録時間ギリギリまで残り数曲を付け足していたはずです。

 改めて聴いてみるとヨーロッパのミュージシャンらしく、AORという感じはそんなにしない。
3曲目「Fast Date」がイーグルスっぽいぐらいで
やはり70年代の英ロックらしさの方が強く出ている気がします。
元来、プログレ度が高かった本作。
その要素はヴォーカル・ナンバーを抽出した
(インストは1曲だけ「Night Class」を選んでいます。)、
こちらのヴァージョンでは薄まっています。
特にELOやデヴィッド・ボウイを彷彿とさせる「It’s There」はドラマティック度が高い。

 こうなると今度はここから漏れた曲が気になって来るからやっかいなものです。
基本的にはインスト・ナンバーやサウンド・コラージュが施された曲が中心に削られている模様。
他にはクィーンやグラム・ロックを想起させる、
煌びやかなハード・ロック・ナンバーがごっそりカットされていますね。

 簡単にはリピート出来なかった本作がお手軽に、
しかも統一感を持った作品としてもう一度楽しめそうです。
(ごめんなさい、僕は輸入盤をitunesに入れてプレイリストで編集しただけですが)
これからガイスターの新作を買うならライナーも入ったこちらを選ぶのが良いでしょう。

 この記事を書く過程で知りましたが、
本作の他にも、「Selected Songs」という1枚編集ものが去年リリースされていたみたいですね。

Oh David


 ガイスターお得意のウイングス風ポップ・ナンバーです。キラキラしたキーボードは本作の特徴。
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