Meilyr Jones/2013

Meilyr Jones/2013
2016年3月 イギリス
『新世代のデカダンス・ロッカー』

 表情豊かで芝居がかったヴォーカル・パフォーマンス、
子供コーラスやピアノ、ブラス・セクションやストリングス・アレンジなどてんこ盛りの豪華絢爛なサウンド、
そしてロックンロールを軸にしつつ目まぐるしく場面が変化していく楽曲。
デヴィッド・ボウイが亡くなった2016年。
今年も新世代のデカダンス・ロッカーが生まれています。

 メイラー・ジョーンズはウェールズ出身、
現在はロンドンを拠点に活動しているシンガーソングライター。
2005年、トリオ編成のサイケ・ポップ・バンド、
レース・ホーセスの結成メンバーとして音楽活動を開始しています。
グループはアルバム2枚をリリースして2013年に解散。
(当時のYOUTUBEはこちら。ビートルズ系のサイケ・ポップでなかなかいいです。)
解散後、デビュー前にして、リチャード・ハーレイ(元パルプ、ロングピッグス)のサポート・アクトを務め、
地元ロンドンのファンから早くも注目を集めていたそうです。
満を持してソロ・デビュー作として制作されたのが本作となります。
Meilyr-Jones.jpg

 バンドが解散した2013年に行ったイタリアでの小旅行。
それをテーマとして作られた楽曲群をまとめたアルバムです。
メルヘンチックなサイケデリック・ポップ/フォークをやっています。
前身グループ同様、とても英国らしいメロディーは素晴らしい。
加えてイタリア旅行を反映したのか、ヨーロッパ的な風情も感じさせてくれ、
ロマンチック且つデカダンスな世界観が印象的。
そういう意味ではデヴィッド・ボウイよりもスティーヴ・ハーレイに近いと言えます。
声量が控えめながら芝居っ気たっぷりのヴォーカルもポイント。
また30人規模のオーケストラを導入しており、そのストリングス・アレンジは見事。
弾き語りフォークからカラフルなサイケ・ポップまで、バラエティに富んだ内容です。

「Don Juan」


ねじり曲がっていながらとってもポップなメロディー。
これぞイギリスらしい捻くれたメロディー・センスでしょう。
楽しみな新人が登場しました。

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