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Charles Munch:Orchestre de Paris/Hector Berlioz:Symphonie Fantastique,op.14a

Charles Munch:Orchestre de Paris/Hector Berlioz:Symphonie Fantastique,op.14a
1967年 フランス
『ロマン派流リベンジポルノはタチが悪い』
 
 幻想交響曲、というタイトルに惹かれて、その代表的な名盤とされる本作を購入してみました。
しかしながら、そのタイトルとは裏腹に愛憎うずまく内容だったようで・・・・・・。

○ベルリオーズについて
1803年、医者の跡継ぎ息子として生まれています。
幼いころより音楽が好きだった彼ですが家族の理解を得られず、
勉強する機会はありませんでした。
しかし医師になるべく勉強をしていた18歳のころ、
オペラに出会い再び音楽への思いが再燃。
音楽家の道を志すことになるという変わった経歴の持ち主。
もちろん、楽器を習った経歴もありませんでしたが、20代の間に音楽学校に入り
作曲の作法をマスター。
やがて、交響曲に於いて
物語性を重視した「標題音楽」というスタイルを確立した作曲家として名を残すこととなります。
この「標題音楽」というスタイルが1840年代にはとても斬新だったそうです。

○標題音楽と幻想交響曲について
物語性を重視、といいますが、彼の標題音楽は自身の恋愛事情が深く関わっているのが特徴です。
代表作とされている「幻想交響曲」の場合、
恋人の幻影を夢の中で追い求めて行くうちに、
彼女が死刑になり、魔女へと堕落していく様を目撃する男の話となっているわけですが。
これは、彼が熱を上げていた女優であるハリエット・スミスソンに振られた経験を元にしているそうです。
70年代のアメリカsswがやりそうな題材をオーケストラでやってしまうというところも凄いですが、
腹いせとは言え、自分の好きな女性を魔女にまでしてしまう大人げなさが素晴らしい。
ちなみに幻想交響曲は失恋後、アヘンを吸ってグルングルンしている時に見た映像だそうです。

○本作について
1967年当時、最もフランスで経験豊かであった指揮者ミュンシュは、
フランスのオーケストラの地位向上のため、パリ管弦楽団の指揮者として招聘されました。
そして最初に演奏された演目の一つが、ここに収められている幻想交響曲とのこと。

 とてもダイナミックなアンサンブルが印象に残る本作。
恋人の素晴らしさを描写した1,2楽章、
見捨てられる不安を描いた3楽章、
そしてアヘンを飲んで夢の中で恋人を断頭台へと追い立て、悪魔の饗宴の中へ落としていく4,5楽章。
そのセンセーショナルな音楽性のインパクトをストレートに楽しむことが出来ました。
特に後半部の狂乱振りは白熱しています。
そこからは「ベルリオーズ、大人げないな・・・・・。」という感想が出てきてしまう訳ですけれども。
後半のドロドロ具合の押しが強い分、旋律として際立った魅力が見出しにくいのは難点かもしれません。


○引っ掛かっていること
ざっと曲の概要をまとめてみた訳ですが、流れとしては
「ハリエットお嬢に一目惚れ、激マブ、結婚して!」「いやよ、あんたなんか。」
→「うわぁー、この悲しみをどこにぶつければいいのだぁ。そうだ曲にしよう。」
→「アヘンも効いてきて創作のアイデアがどんどん沸いてきた!ようし、最後はギロチンでハリエットを死刑!うひゃひゃー。」
それでもって。
「まぁ、あたしのことをそんなに想ってくれていたなんて・・・・・・素敵。」
ということで二人は結婚する・・・・・
二人とも相当にぶっとんでいますね。(その後の二人については割愛させてください。)

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