Joyce/Encontro Marcado

Joyce/Encontro Marcado
1969年 ブラジル
『ふらふら加減が素晴らしい。』
 本日は昨日、聴いていたジョイスのセカンド・アルバムをご紹介。
(更新された日の前日ではありませんが)

ジョイスはブラジルのSSWです。
68年にデビュー、翌年セカンドである本作発表後、音楽活動を休止。
結婚、出産を経て1975年に音楽活動を再開します。
80年代初めに発表された『Feminina』『Água e Luz』という二枚のアルバムで
イギリスを中心とした世界の音楽ファンを虜にして、
一躍、ブラジルを代表する自作自演歌手として評価されることになりました。

 ということで、入門盤として上記二枚は欠かせない訳ですが、
本作も負けずに充実の内容となっています。
765.jpg

 ジャズをルーツとする転調の激しい曲調を、優雅且つ華麗に歌い上げるスタイル。
これぞジョイスの真骨頂であり、
その意味ではボサノヴァの習作であったファーストよりも本作こそが真のデビュー作であると言えます。
ボサノヴァならではの郷愁、哀愁を感じさせる(サヴタージ)メロディーは持ったまま、
変幻自在に展開していく楽曲群。
その上を撫でるようにふわふわと浮遊する歌唱。
時代柄、甘いストリングスが加わっていることで酩酊感が加わり、
サイケデリックな味わいがあるのもポイントです。

 英米ロック/ポップスの革命期に呼応したボサノヴァの返答、とも言えるのかもしれません。

『A SAUDADE MATA A GENTE』 

 優雅なストリングスとチャカポコしたリズム隊がなかなかにアンバランス。
しかしながら気だるげなジョイスのヴォーカルが見事に引き締めています。
このふらふら加減が素晴らしい。

もっと読まれたい。ランキングのクリックにご協力を。→
関連するタグ ブラジルボサノヴァ

トラックバック一覧

コメント一覧

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する