Earl Hooker /The Genius of Earl Hooker

Earl Hooker /The Genius of Earl Hooker
1968年 アメリカ
『違いが分からない男のブルース・レビュー22』

 アール・フッカーはジョン・リー・フッカーの従兄として知られるブルース・ギタリスト。
レッド・ツェッペリン・ファンならば、「You Shock Me」の元となった曲を作り、
ジミー・ペイジに絶大な影響を与えたギタリストということでご存知の方も多いはず。

 1929年ミシシッピに生まれた彼は、
シカゴへ移住後ロバート・ナイトホークのブルースに感銘を受け、ギタリストを志します。
やがてロバート・ナイトホークの得意とするスライド・ギターをマスター。
60年代からスタジオ・ミュージシャンとして、マディ・ウォーターズやジュニア・ウェルズ、
サニー・ボーイ・ウィリアムスン等のセッションに参加しました。
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歌とギターのスタイルだったジョン・リー・フッカーとは異なり、
ヴォーカルは控えめなアール・フッカー。
ほとんどの楽曲がギター・インストとなっています。
特段、歌が下手ということではないので、やはりギターを弾いていたいということなのでしょう。
60年代後半から自身の録音したものを集めた編集アルバムを何枚かリリースするのですが、
肺結核に掛かってしまい、残念ながら1970年に41歳という若さで亡くなってしまいました。
本作は編纂されたアルバムの中では最も初期の録音が聴ける、
キューカ(Cuca)レーベルの作品。
1964年から67年の音源がまとまっています。

プレイスタイルの特徴はやはりスライド・ギター。
ロバート・ナイトホーク・スタイルということで、単弦で表情豊かな音色を生み出すテクニックが凄い。
加えて新しい技術にも関心を示し、ワウペダルやピックアップ・スイッチを使いこなし、
変幻自在なギター・ソロを生み出したのです。
ブルース・ギターの発展に大きく貢献。
感情豊かなギター・インストにはブルース・ファンなら例外なくしびれることでしょう。

Off The Hook

1969年のライブ・ヴァージョン。
彼はショウマンシップにも長けており、ここでは歯でギターを弾くという技も披露しております。
ちょっとカメラワークが頂けないですが、かっこいい映像ですね!
今の耳で聴くとロックにしか聴こえないですがそれはそれで良し。
ちなみにオリジナルはこちら。


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#823 No title
あ~かっこええ!「You Shock Me」かっこええ!
最初のほうのこの絶妙なピッチのとりかた、これはきっとボトルネック奏法ですな。

#824 Re: No title
わんわんわん様 こんばんは
コメントありがとうございます。

> あ~かっこええ!「You Shock Me」かっこええ!
> 最初のほうのこの絶妙なピッチのとりかた、これはきっとボトルネック奏法ですな。

かっこいいですよね。ちなみに僕は昔ギターを買ったとき、
まだ全く弾けないのにスライドバーも一緒に買ってしまいました。


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