さよならポニーテール/円盤ゆ~とぴあ

さよならポニーテール/円盤ゆ~とぴあ
2015年11月 日本
『4年焦らされた効果あり』

 さよならポニーテールはファーストから追いかけていました。
ファーストの素朴さが好きだったのでセカンドはちょっと入り込めず・・・・・・
完成度は高かったのですけれども。
ただその後は音信も途切れがちで、このままフェイドアウトなのかな、
と思い始めていたら新作がリリースされました。
どうやらかなり楽しみにしていた模様。
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相変わらず、店頭でおっさんがレジに持っていくには難易度が高いジャケ。

 今回は3枚組でポップソング集「DISCI ~A 面集で恋をして~」、
12カ月の歌を集めた「DISCII ~さよポニ・カレンダー~」、
アコースティック「DISCIII ~思春期の光と影~」とテーマ別に分かれています。
多い、しかしこれはサービスなのだ。
ありがたく拝聴せねば。以下、1枚ごとの短い感想。

 DISC1。ブンブンうなるベースを始め、躍動するビートが印象的なポップ・ソング集。
YMO、ピチカート・ファイヴ、クィーン、ユーミンなど幅広いルーツを感じさせる
バラエティー豊かな楽曲が並んでいます。
セカンドではいきなりカラフルになってしまい面食らった自分ですが、
インターバルも置いて免疫が出来てきたのか、すんなりと聴けてしまいました。
次にどんな曲が来るのか、とワクワクさせてくれました。

 DISC2。こちらは配信発表曲が揃っており、発表時期もばらけている為、
DISC1よりもラフに感じます。
シンセ中心の打ち込みサウンドが強調されているのも特徴。
悪くはありませんがDISC1で弾けた分、地味な印象になってしまいがち。
聴き込めば印象も変わってくるかもしれません。

 DISC3。このシンプルさがちょっと懐かしい。初期の頃を彷彿とさせる音楽性です。
メイン・ヴォーカルの方が一人で歌ってピアノもしくアコギ弾き語りなので、
女性SSWのアルバムと言われても違和感のない出来となっています。
かつて持っていた「穏やかで暗い」味わいを存分に楽しむことが出来ました。

 ルーツが明確な楽曲群ですが彼女達なりの料理は成されており、
バラエティー豊かな引き出しが違和感なく同居しているのは見事です。
初期には味わい重視だった女性ヴォーカルも表現力を増しています。
セリフ満載の独特な世界観もナイス。的確なプロデュースがされて豪華な1枚目と、
素材はそのままにセカンドで封印していた後ろ暗さを復活させた3枚目の対比が鮮やかで面白い。
3枚組はさすがに疲れましたが、その分楽しむことが出来ました。
4年間焦らされたこともプラスに働いたと思います。

さよならポニーテール「アンジー」

あの乙女チックなイラストイメージから、この曲は想像出来ない。
アンジーにはちょっとうるさい僕も納得のバラードです。

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#869 No title
小生がスティービーに出会ったのは1972年の「迷信」(superstition)、彼が全世界にブレイクした歴史的名曲。タイトなドラムス、クラビネットとギターで一度聴いたら耳に焼きついて離れない呪術のようなリフレインのイントロ、スティーヴィーが抑えたヴォーカルが最高でした。で飛躍的な進歩を遂げる作品として歴史的な快挙を刻世界的なビッグネームとしての地位を着実に突き進んで行った時代でした。
(PS)ビートルズ来日50年、名盤リボルバー50周年の記念特集を公開いたしました。
#870 Re: No title
rw様 こんにちは
コメントありがとうございます。

ビートルズの記事は拝見いたしました。
ビートルズは後追いだと書くこともあまり無いです。(語りつくされているので)
やはり体験は強いですね。


> 小生がスティービーに出会ったのは1972年の「迷信」(superstition)、彼が全世界にブレイクした歴史的名曲。タイトなドラムス、クラビネットとギターで一度聴いたら耳に焼きついて離れない呪術のようなリフレインのイントロ、スティーヴィーが抑えたヴォーカルが最高でした。で飛躍的な進歩を遂げる作品として歴史的な快挙を刻世界的なビッグネームとしての地位を着実に突き進んで行った時代でした。
> (PS)ビートルズ来日50年、名盤リボルバー50周年の記念特集を公開いたしました。

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