ふちがみとふなと/だってチューだもん

ふちがみとふなと/だってチューだもん
2015年11月 日本
『一日の終わりのお供に』

 コントラバスとピアニカのデュオ、ふちがみとふなと。1991年に結成。
4年振り、(棚にあるものを数えたところ)9枚目のアルバム。
去年の10月ごろ、ライブを見に行ったのですがそこで本作のリリースを知りました。
結局ネットで注文した訳ですが、そういう繋がりだけで思い入れは増えるものです。

 歌声は低く落ち着いていて心地よいです。
感情のメリハリが効いており、聴き手を引き込んでくれます。
ボロンボロンとつま弾かれるコントラバスはどっしりと沈み込んでいます。
ジャズ・ヴォーカルを下敷きにしたフォーク、ポップスで、薄暗い照明のもとで聴く音楽という感じ。
歌詞には様々な物語が詰まっているのも大事な要素です。
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 さて今回のアルバムについて。
オリジナル曲以外に、Ettの西本さゆりが作曲した「ワルツ」、
武満徹「昨日のしみ」カバー、ロケット・マツが作曲した「南方」、
ビリー・ヒル(1930年代から60年代に掛けて活躍した作曲家)の日本語詞歌「それだけさ」カバー、
の4曲を含んでおり、全15曲。
きちんと全体の構成を考えています。

 初期の頃にあったような、はっちゃけた、
ちんどん楽曲はオープニング・ナンバー「オオサカのうた」(ゲスト:ちんどん通信社参加)辺りに健在ですが、
後は近作の流れを汲んだ、穏やかで優しい歌が並んでいます。
アルバム・タイトルは漫画家、
森元氏の「チュー星人の襲来」への敬意をこめて作られた楽曲より取られたもの。
そのタイトル通り、今回はラブ・ソングが多いと感じました。
相変わらず穏やかな日常を切り取った物語が素晴らしい。

本作からのyoutube動画は無し。

ママの山羊は10匹


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