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Tara Kannangara/Some Version Of The Truth

Tara Kannangara/Some Version Of The Truth
2015年 カナダ
『ジャジーな女性SSW枠の有望株』

 透明感のある歌声とピアノはリンダ・ルイスの如し。
まったりとしたジャズ感覚と都会的なアレンジはローラ・ニーロの如し。
ジャズのコーナーにあったのでは見過ごされてしまう上等のポップスを見つけました。

タラ・カナンガラはカナダ、トロント出身のトランペット奏者、シンガーソングライター。
ブリティッシュ・コロンビア州、チリウィックで育った彼女は、
幼いころからクラシック・ピアノを習い始め、高校からトランペットを始めました。
また、ビクトリア大学とトロント大学を卒業しており、そこでジャズ研究、
及びバンド・リーダーとして活動を始めています。
当ブログでもレビューしたエスペランザとの共演も果たしている他、
多くのジャズ・フェスティバルへ参加しており、精力的な活動をしているミュージシャンです。
本作は彼女の(おそらく)デビュー作。
RaptorBilly-TaraKannangara.jpg
素敵な写真です。


ジャズをベースにしているものの、ソウルのグルーヴ、メロウ且つキャッチーなメロディーを兼ね備えています。
ポップ・ミュージックとしても聴くことが出来る、ジャンルの垣根を飛び越えた音楽でしょう。

 彼女のバンド・メンバーとしてピアニストのヴィージェイ・アイヤー、
トランペット奏者のアンブローズ・アキンムジアが名を連ねています。
二人ともグラミー賞にノミネートされたことがある若手の実力派プレーヤーとのこと。
セッションにはドラム、ベースも加わっており、バンド録音が為されています。

 透明感のある高音、包容力を感じさせる低音。
レンジが広く表情が豊かな歌声が素晴らしい。
自在に音符の波を乗りこなす軽やかな歌い振りに触れれば、
リンダ・ルイスやローラ・ニーロを例に出したことも納得していただけることでしょう。

 バンド・アンサンブルはまろやかで洗練されています。
インプロヴィゼーションでも終始クールで熱は控えめ。
そちらではタラのトランペットが活躍。
伸びやかで開放的な吹きっぷりが印象的で清々しさが魅力です。

 楽曲はエーデルワイスと
トム・ヨーク(レディオヘッド)の「Atoms for Peace」のカバー以外、オリジナルで構成されています。
前述したようにメロディー・メイカーとしての素質も素晴らしく、
気怠くメロウな美しい音楽を楽しむことが出来ます。

※2015年度の最高アルバムに選出しました。
改めて聴いてみるとキティー・ウィンター&ジプシー・ノヴァみたいな
ジャズ・ボッサ要素。更にエキゾチックな魅力もあったりして
奥深いアルバムです。是非聴いてみてください。

(もう一度記事を書きたくなってきました。)


「SHOW ME WHERE TO GO」


※入手方法について。現状、国内ではアマゾンからMP3がダウンロード出来るのみ。自分は個人輸入でゲットしました。素晴らしいアルバムなので、CDショップで輸入盤からでも取り扱いされれば、と思います。
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