Arx - Just a Stranger

Arx - Just a Stranger
2015年12月 イタリア
『ファンクに地中海の爽快感をプラス』

 イタリア、モリーゼ州南部カンポパッソ。サンタ・マリア・デル・モンテ聖堂やモンフォルテ城など、
中世の建築物が多く残る街並みが残る観光地。アークス(砦の意)は
2011年にカンポパッソで結成されたファンク・グループ。サックス奏者を含む5人編成です。
ただのファンクではなく、「オルタナティヴ・ファンク」を標榜しておりますが・・・・・・
果たしてどんなサウンドなのでしょう。
そもそもイタリアのファンク・グループというのもあまり馴染みが無かったので楽しみです。
プロフィールを調べたのですが本作が何枚目かは判然としませんでした。
ジャケは中世の建造物のようで、彼ら自身のルーツを大切にしていることが伺えます。
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 ロック寄りのファンクで、ポップなスライという印象。
イタリアという土地柄で、やはり地中海風の爽快感が伴っているのが特徴。
フロントには女性ヴォーカル、アレシア・タンバロを据えています。
彼女はソウル・シンガーというより、ロックの歌唱に近い印象で、
力強さはありつつも柔軟な感情表現と溌剌とした発声が持ち味。
細かくチョップするギター、強靭なビートをキープするリズム隊、
ヴォーカルラインを分厚くフォローするホーンによるアンサンブルはグルーヴィで楽しい。
3分台のコンパクトな楽曲群が並んでいながらインプロヴィゼーションも存分に織り込んでおり、
一気に聴かせてくれるところもポイント。
曲に関してはグルーヴィ一辺倒なので緩急が不足している感もあり。
ですがアルバム自体が短くまとまっているので飽きもせず。
何よりイタリアらしさがきちんと加わっているので新鮮に聴くことが出来ました。

Just a Stranger

 アトランティック・ソウル、というよりアーチー・ベル・アンド・ドレルズといった風情のタイトル曲。
和気あいあいとした録音風景はいい。のですが、やっぱり演奏しているところを普通に見たかったなぁ。

せっかくなのでレイ・チャールズの曲を演奏している動画を貼っておきます。

I don't need no doctor (John Mayer version)
 
ジョン・メイヤー・ヴァージョンだそうです。
こういうルーズなブルースも出来るのですね。
これが次回作で生かされれば更に面白くなるかも。
ラストでブルージーなギター・ソロに、サックスが絡むところはアツイ!

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