Dennis Kobylinski/Happiness For Sale

Dennis Kobylinski/Happiness For Sale
2015年 ドイツ
『静かなる狂気、ジャーマン・フォーク注目の新人』

 語尾を強調するドイツ語訛りの発声がエモーショナル。
ドイツならではのドローンとしたサイケデリックな暗さもいい。
ドイツ出身のフォーク・シンガーをご紹介。

 デニス・コブリンスキはドイツ、バイエルン州フォルヒハイム出身。
元々はロック、ブルースをルーツとしておりバンド活動もしていたそうですが、
ソロ活動開始を機にアコースティック音楽に目覚め、
アイルランド音楽の研究を経て本デビュー作を発表するに至りました。

 ソロ名義ですがパーソナルなバンドで録音されています。
自身はヴォーカル&ギターを担当、
他にヴィクトリア(女性ヴォーカル)、エマ(ヴァイオリン)、マイク(ギター)、
エーリッヒ(ベース)、バスティアン(ドラム)という布陣。
DENNISK.jpg

 細かなステップを刻むヴァイオリンにアイルランド音楽の研究の跡が見られるものの、
全体的には室内楽のムードも漂う華やかなフォーク・ロックをやっています。
ただし、かなり雑食派で、ファンクのようなグルーヴ、
東洋音階を交えたオリエンタルなメロディーといった要素が散りばめられており、
それがドロドロとしたサイケデリックな雰囲気を作り出しているのが特徴。
ドイツ特有のドローン感を強く反映した音楽です。

 落ち着いたデニス、清廉としたヴィクトリア。
二人のヴォーカルが絡み合うデュエット曲では一際ミスティックな雰囲気を漂わせています。

The Spark

 様々な感情が入り乱れる映像も、またドイツらしい。
時計を壊すシーンがなかなかに怖いです。
内から溢れ出す感情がスパークしていく、という感じでしょうか。

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