Lucas Arruda/Solar
Lucas Arruda/Solar
2015年6月 フランス
『あったまる。フランス発ブラジリアン・ソウル』
寒くなってきて、夜、パソコンで書き物をしていると温かい飲み物が欠かせない。
そんな季節になりました。
僕はコーヒーを一杯でも飲むとたちまち眠れなくなってしまうのでココア派です。
んー、甘い。
そんな甘さにぴったりのスウィート・ソウルを本日はご紹介。
(今日は徒然なるままに序文が書けてしまって自分でもびっくりです。)
ルーカス・アルーダはブラジル、エスピリト・サント生まれ。
自作自演歌手にして、プロデューサーでもあるミュージシャンです。
現在はフランスを拠点にして活動しており、2013年にデビュー作『Sambadi』をフランスのレーベル、
フェイバリット・レコーディングスより発表。本作はセカンドとなります。

少しフェイバリット・レコーディングスについて触れておきます。
著名なレコード蒐集家として知られるパスカル・リオックスが2004年に設立されたレーベルです。
黒人音楽全般(ソウル、ラテン、ジャズ、ヒップホップ)及びクロスオーバーの作品を取り扱っています。
伝統を守りつつ、フランスらしい透明感を持った、洗練を極めた拘りのアレンジが特徴であり、
特にとろけるシンセサイザーの音色は威力抜群。音楽ファンからの人気も高いレーベルです。
ルーカス・アルーダに話を戻します。
彼はスティーヴィー・ワンダーやアジムス、マルコス・ヴァーリ、
カーティス・メイフィールドに影響を受けているとのことで、音楽性もその通りに。
ブラジル音楽のメロウネスに、ス
ティーヴィーの躍動感あるポップさを加えたサウンドはとてもクール且つスウィート。
シンセを生かしたメロウな楽曲は総じて水準が高いです。加えて甘い歌声もナイス。
レコーディングではルーカスの兄がドラムで参加していることを始め、
フェイバリット・レコーディングスのメンツが名を連ねています。
また、ゲストとしてメロウ・ソウルの巨匠リオン・ウェア、
アジムスのベース奏者アレッサンドロ・マレイロスが参加している点がポイント。
リオン・ウェアは作曲者としても貢献しています。
尚本作には自作曲の他、
スタイリスティックス「Stop, Look, Listen (To Your Heart)」のカバーも収録。
フランスならではのシンセ主導によるキラキラしたサウンド・プロダクションが最高で、
純粋なブラジリアン・ソウルとは異なる、軽やかな味わいが癖になるアルバム。
6月発売で波音の効果音も入っていますが・・・・・・ココアにも合うということでいかがでしょうか?
最後に本作の在庫状況について。
発売された夏ごろにはレコードが入荷していたのですが、現在は軒並みソールド・アウト。
ただ一部の輸入盤店には在庫が残っているようです。
ダウンロードももちろんあり。
SOLAR
2015年6月 フランス
『あったまる。フランス発ブラジリアン・ソウル』
寒くなってきて、夜、パソコンで書き物をしていると温かい飲み物が欠かせない。
そんな季節になりました。
僕はコーヒーを一杯でも飲むとたちまち眠れなくなってしまうのでココア派です。
んー、甘い。
そんな甘さにぴったりのスウィート・ソウルを本日はご紹介。
(今日は徒然なるままに序文が書けてしまって自分でもびっくりです。)
ルーカス・アルーダはブラジル、エスピリト・サント生まれ。
自作自演歌手にして、プロデューサーでもあるミュージシャンです。
現在はフランスを拠点にして活動しており、2013年にデビュー作『Sambadi』をフランスのレーベル、
フェイバリット・レコーディングスより発表。本作はセカンドとなります。

少しフェイバリット・レコーディングスについて触れておきます。
著名なレコード蒐集家として知られるパスカル・リオックスが2004年に設立されたレーベルです。
黒人音楽全般(ソウル、ラテン、ジャズ、ヒップホップ)及びクロスオーバーの作品を取り扱っています。
伝統を守りつつ、フランスらしい透明感を持った、洗練を極めた拘りのアレンジが特徴であり、
特にとろけるシンセサイザーの音色は威力抜群。音楽ファンからの人気も高いレーベルです。
ルーカス・アルーダに話を戻します。
彼はスティーヴィー・ワンダーやアジムス、マルコス・ヴァーリ、
カーティス・メイフィールドに影響を受けているとのことで、音楽性もその通りに。
ブラジル音楽のメロウネスに、ス
ティーヴィーの躍動感あるポップさを加えたサウンドはとてもクール且つスウィート。
シンセを生かしたメロウな楽曲は総じて水準が高いです。加えて甘い歌声もナイス。
レコーディングではルーカスの兄がドラムで参加していることを始め、
フェイバリット・レコーディングスのメンツが名を連ねています。
また、ゲストとしてメロウ・ソウルの巨匠リオン・ウェア、
アジムスのベース奏者アレッサンドロ・マレイロスが参加している点がポイント。
リオン・ウェアは作曲者としても貢献しています。
尚本作には自作曲の他、
スタイリスティックス「Stop, Look, Listen (To Your Heart)」のカバーも収録。
フランスならではのシンセ主導によるキラキラしたサウンド・プロダクションが最高で、
純粋なブラジリアン・ソウルとは異なる、軽やかな味わいが癖になるアルバム。
6月発売で波音の効果音も入っていますが・・・・・・ココアにも合うということでいかがでしょうか?
最後に本作の在庫状況について。
発売された夏ごろにはレコードが入荷していたのですが、現在は軒並みソールド・アウト。
ただ一部の輸入盤店には在庫が残っているようです。
ダウンロードももちろんあり。
SOLAR
シンセの透明感が一際美しい、フュージョン・ナンバー。
囁かれる「solar」コーラスが決まっています。
後半、長く取られたシンセサイザーのソロ・タイムにおぼれてください。
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