The Wake Woods/ Get Outta My Way

The Wake Woods/ Get Outta My Way
2015年9月 ベルリン
『良質AC/DCフォロワー』

 結局日付を跨いでおります。昨日のうちに記事を更新出来ず残念。

 本日紹介するグループ、ウェイク・ウッズはベルリン出身のハード・ロック・グループ。
ベース&ヴォーカル、ツイン・ギター、ドラムという4人組。
彼らは、音楽的影響としてザ・フーやキンクス、ストーンズなどをあげており、
ザ・ハイヴスに夢中になったことをきっかけとして、
60年代ロックまで遡るというコースで育ってきたそうです。
2012年に結成、本作でデビューとなりました。すこぶる順調な活動歴ですね。

 さて、ここまで読んで頂いた方は、
由緒正しいビート・サウンドが登場するのを前のめりで待っているかと思うのですが、
出来上がってきた音楽性はちょっと異なっています。(まぁツイン・ギターですから)
ヘヴィで太いギター・リフを基盤としたブルース・ブキをやっており、AC/DCの影響は明らか。
エッジの効いたツイン・ギターの旋律、しわがれ声のパワフルなヴォーカル、
要所要所がいちいちデカイドラム、ひたすら堅実なベースと非の打ちどころがないAC/DCフォロワー振り。
大きなスタジアムでかき鳴らすのに絶好のロック・サウンドを披露しており、
これがデビュー作とは思えないスケールの大きさを感じさせます。

 以上のように、個性の軸はAC/DCフォロワーということで間違いのないところ。
ただし、ウェイク・ウッズは本家ほど振り切れておらず、メロディアス路線にも目くばせ。
広大な大地を思わせる(要するにアメリカンな)コーラス・ハーモニー、
枯れたハーモニカなどを駆使して、まるでシンデレラ(LAメタル)のような
ブルージーなハード・ロックをブギ・ナンバーの間に挟み込んでおり、音楽性の幅を広げています。
彼らはスコーピオンズのオープニング・アクトの経験があり、
アメリカ寄りのワールド・ワイドなハード・ロック・サウンドにそれが生かされているように感じました。

 一度聴いただけで虜にしてしまうようなキラー・チューンには欠けるものの、
オーセンティックなハード・ロック・バンドとしては期待できる新人だと思います。

Get Outta My Way



キャッチーなサビとAC/DC流ブギ。
彼らの魅力を凝縮したオープニング・ナンバー。
青春を謳歌しているようで、まことに微笑ましい。ライブは間違いなく楽しいだろうな。
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