Simon Love/It Seemed Like A Good Idea At The Time

※ごめんなさい、またyoutube動画が抜けていました。
まだ音源聴いていない人はもう一度覗いてやってください。

Simon Love/It Seemed Like A Good Idea At The Time
2015年8月 イギリス
『デカダンス!サイケデリック!ポップ!』

ポール・マッカートニーのカバー「Dear Boy」を収録。
更に曲タイトルの中には「Elton John」というものもあり。
これは前のめりで試聴したくなるというもの。
我ながらチョロイですね。

 本日はウェールズ出身SSW、サイモン・ラブのファースト・アルバムをご紹介します。

 サイモン・ラブは2000年から2011年に掛けて活躍していたウェールズのバンド、ザ・ラブズの中心人物。
自分は彼らのことを知りませんでしたが、
ジョン・ピールやマーク・ライリーにも愛されていたポップ・グループだったようです。
(初期のキンクスよりも更に粗削りな・・・という形容がされていてとっても気になるので後で聴いてみよう。)
メンバー・チェンジが盛んにおこなわれていたザ・ラブズが解散し、
ソロとして再出発したのが本作となります。尚、所属レーベルはフォンタナ・ポップです。
このレーベルはノスタルジックな作風の音楽性を得意としており、
ぶっちゃけ僕はお得意様だったりします。
いろいろ、ウチのサイトでも取り上げている気がするので、
次取り上げるときはレーベル特集をしてみたいです。お楽しみに。
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 サウンドですが、基本的にはザ・ラブズの延長線上である、サイケポップをやっています。
ソロになったので宅録らしい凝ったアレンジを聴くことが出来るのが特徴でしょうか。
どの楽曲からも60年代サイケ、及びビートへの愛情に溢れています。
「あっ、Wild Thing」「あっ、Strawberry Fields Forever」とネタ元がモロバレなのはご愛敬。

 脱力した気だるいヴォーカル、アコギ、ピアノを中心にしたバンド・アンサンブルは総じて、
ふわふわした軽い聴感。

 サイケポップを基調としながらビート、ポエトリーディングを交えたオルガン・ジャズにも挑戦しており、
豊富な引き出しで楽しませてくれます。

 またイギリスのレビュー・サイトからの評価によると、
皮肉を込めた歌詞もサイモン・ラブの魅力となっているとのこと。
残念ながら歌詞を吟味している時間は現時点ではありませんでしたが、
一例を挙げますと。
とある曲ではある男性が世間にゲイを告白する前、
パートナーを交えた三人での夫婦生活を、イマジネーション豊かに描いているそうです。
その曲のタイトルが「Elton John」。
ブリティッシュ・ジョークがキツイです。
(・・・・・・後でこっそり訳そうなんて・・・そんなこと思っていません)
ちなみにこのサイトでは「限りなく訴訟の可能性が高い楽曲」という形容もされていました。

 サージェント・ペパーズ、トロッグス、ラム、といったキーワードでピンと来たならアタックして欲しいところ。

「Simon Love (featuring Stewart Lee) - The Meaning Of Love」


 タイトル通り、イギリスを代表するコメディアンの一人、スチュワート・リーをフューチャーした楽曲。
文中で紹介したポエトリーディングを交えたオルガン・ジャズ、というのはこの曲です。
ヒップなオルガン・ジャズなのですが、
スチュワート・リー監修による、とぼけたパフォーマンスでボンゾドックか、
はたまた「狂ったナポレオン ヒヒハハ」か、
といったような狂気とユーモアが同居した世界を生み出しています。
イギリスらしいイギリスって感じですね。

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