Bad Bad Hats/Psychic Reader

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2015年7月 アメリカ
『これがファースト・アルバムでの正しいはしゃぎっぷり』

 洋楽新譜を紹介すると言いつつ、ヴィンテージなサウンドのものばかりに偏りがちな今日この頃。
ところがどっこい、今回は珍しくギターポップっぽいものを用意いたしました。
最初聴いた時にはアレンジはやや凝っているものの、ストレートなガールズ・ロックで地味な印象。
しかし聴き込んでいくうちに、キャッチーなメロディーの魅力と
無駄をそぎ落とした構成、バラエティーに富んだ音楽性といった要素に気が付いていき・・・・・・
これは結構いいかもしれない、となりました。

 アメリカ、ミネアポリス出身、女性ヴォーカルを擁する3人組グループ。
これがファースト・アルバムとなります。
メンバーが途中で脱退(4人から3人へ)してしまったらしく
楽器の一部、主にドラム、キーボードは
分担作業で担当されています。
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 紅一点の女性ヴォーカル、ケリー・アレクサンダーが作曲も担当しています。
彼女が影響を受けたのはアラニス・モリセット、キム・ディール、レターズ・トゥ・クレオだそうです。
オルタナ世代の女性SSWばかりで、なかなかにマニアな並びですね。

 余談ですが筆者はレターズ・トゥ・クレオのことを知りませんでした。
USオルタナにこんないいグループが居たなんて。紹介してくれてありがとう、ケリー。

 硬質でクール、その上エッジの立った荒さも併せ持つバンド・サウンドはオルタナ譲り。
看板であるケリーのヴォーカルもやや暗めのクールな佇まい。
一方でシンセとエコーも効果的に使っており昨今のインディー・ポップの流れもキープ。
荒々しいロックな魅力と爽やかなポップな魅力がバランス良く同居しているのが魅力でしょう。
弾き語りっぽいフォーク・ナンバーも入っており、そこではフェイストのような雰囲気も漂います。
シンセ使いが過剰なところもあり、それが個性を埋没させているのが惜しいところ。

しかしながら女性ヴォーカルが居るロックが聴きたいなら名前は覚えておいていいと思います。
可能性を感じるファースト・アルバム。
「Shame」

ニルヴァーナの影響をビシバシ感じる、ロック・チューン。
それでありながら、キャピキャピしたところも残っているのが、バッド・バッド・ハッツらしさでしょう。
ナチュラルな魅力を放つケリーにヘラヘラしていると、1:30秒から始まるギター・ソロで衝撃。
この古き良き暴れっぷりを見せるギタリストとケリーの温度差が楽しいです。
「アルバムだせてうれしいなぁー。」って感じがにじみ出ていて、ほんわかしました。

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コメント一覧

#789 No title
軽快なPOPですね。ニルヴァーナの影響ですか・・、ニルヴァーナもいつか勉強しなければならないと思っているRWです。
#790 Re: No title
ローリングウエスト様 こんにちは

コメントありがとうございます。

> 軽快なPOPですね。ニルヴァーナの影響ですか・・、ニルヴァーナもいつか勉強しなければならないと思っているRWです。

この曲を軽快と感じたとしたらニルヴァーナも行けそうですね!

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