Tom Jans/ Tom Jans

Tom Jans/ Tom Jans
1974年 アメリカ
『むさくるしいのでスルー・・・ではもったいない』

 ドビー・グレイに提供、プレスリーもカバーした「LOVING ARMS」の作者として知られるトム・ヤンス。
カルフォルニアを拠点に活動していたシンガー・ソング・ライターです。
日本ではソニーから廉価盤で幾度となく再発されたセカンド作
『子供の目』の方がダントツで人気があるようです。
まぁセカンドのジャケがこれで、
TOM2ND.jpg

ファーストのジャケがこれなのですから
TOM1ST.jpg
仕方がないところかもしれません。
その上、セカンドにはリトル・フィートの面々も参加
(ローウェル・ジョージのプロデュース)しているのですから、
むさくるしいファーストまでなかなか手が伸びにくいというもの。

 しかしながら、あの「LOVING ARMS」で有名な、という形容で紹介されるトム・ヤンスなのに、
その曲をセルフ・カバーしているファーストをスルーするなんて、ちょっともったいない。
ということで聴いてみることにしました。

 セッションの参加メンバーにはレジー・ヤングやロニー・ヤング、トロイ・シールズなど、
カントリー、ブルース界隈の名手が名を連ねています。
カントリー色はセカンドよりも濃厚ながら
ヴィブラフォン、サックス、オルガンなども入っているので彩豊かなサウンドが楽しめます。
押しつけがましくない、ハートウォーミーな歌声はセカンド同様、魅力的。

「Loving Arms」


 彼の唯一のヒット・ナンバー。カントリー要素の強い、センチメンタルなバラードです。
しみじみとした歌唱とキーボードの重なりが美しい。
それにしても、聴くだけでプレスリーにハマりそうなのが分かってしまう曲というのも凄いですね。
アルバムはこの曲に代表されるように、センチメンタルで内省的な楽曲が多く収録されているのが特徴です。
Margarita

 こちらはオープニング・ナンバー。
キーボード・ワークがより繊細になっているのが特徴で、まるで英国のSSWのような趣があり。

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