Jesper Munk/ Claim

Jesper Munk/ Claim
2015年6月 ドイツ
『2015年、あのジミヘン流サイケデリック・ブルースの継承者が再び現れた。』

 久しぶりにガツンと来た!(←割と最近使った書き出し)
こいつぁ生きのいいファズ・ギター使いだ。
あのジミヘン流サイケデリック・ブルースの継承者が2015年、再び現れた。

 ジェスパー・ムンクはドイツ出身の22歳、ドイツ人とオランダ人を父母に持つハーフ。
以下、簡単なプロフィールをどうぞ。
10代後半からストリート・ミュージシャンとして活動を開始したところ、
ミシシッピ・デルタのラジオ局に「神童」と紹介されることに。
この頃から一部のファンより、ジャック・ホワイトやブラック・キーズなどと比較され、
話題となっていたようです。
18歳の頃にデビュー作『Jesper Munk』を発表。
その後、地元を離れロサンゼルス経由ニューヨーク、という音楽の旅を敢行。
その結果、彼はジョン・スペンサー、モッキー(フェイストなど)、
セパロット(ブラメントフ)といった複数のプロデューサーと出会い、
アルバムを制作することが出来ました。
そして4年間の制作期間を経て本作を完成させたとのことです。
このサウンドを聴き、ジョン・スペンサーの名前が出た時点でなるほどな、
と合点がいくというもの。
尚、本作の録音機器、楽器にはジェスパー・ムンクの集めた60~70年代の機器が多く使われています。
すごい、というか音楽の旅といい、どうやら結構なお坊ちゃんみたい。
jesper.jpg
男前!

 先程、高らかに「ジミヘン流サイケデリック・ブルースの継承者」と宣言してしまいましたが、
ジェスパー・ムンクのサウンドにはサイケデリック・ブルース以外にも、
グラム、ニュー・ソウル、フォークなどが一体となっています。
公式HPのプロフィールにはJJケイル、アル・グリーンといった名前も挙げられていました。
60~70年代の音楽が好きなことは間違いありません。

 少ししゃがれた渋いヴォーカルとファズ・ギター、
オルガンを中心とするブルージーなバンド・アンサンブル。
最初に書いた通り、
レニー・クラヴィッツ~ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンに続く
ファズ・ギター使いであることは間違いなし。
そしてヴォーカルも、ねっとりとした感情表現が出来ており素晴らしい。
長くストリートで鍛えられただけのことはあります。
加えて多彩な楽曲群。
実は本作にはデラックス・エディションがあり、
ほぼ被りなし(1曲だけ)の22曲を楽しむことが出来ます。
地味なブルースもあったりしますが、そこは圧倒的熱量でカバー。
是非デラックス・エディションをゲットすることをおすすめします。

「Courage For Love」


 ジョン・スペンサー・プロデュース曲にして、ジミヘン度マックスのサイケデリック・ブルース・ナンバー。
曲間のシャウトもアツイ!
これだけだと彼の全体像も掴み辛いと思うので、もう1曲載せておきましょう。

Shakespeare & Heartbreak

こちらはニュー・ソウル時代のブラック・ムービー調といった感じでしょうか。
ハードボイルドな世界観がたまりません。
他にもいい曲が沢山あるのでyoutubeの波に飲まれるも良し、早速注文してしまうもよし、です。
何故か、日本ではスルーされている(あんなにかっこいいのに)ジェスパー・ムンク。
彼を紹介できてうれしい限りです。
アルバムは輸入盤がAMAZONで流通しています。
ただデラックス・エディションでは無いので、そちらをご希望の場合はitunesをおすすめします。

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