Linden/ Rest and be Thankful

Linden/ Rest and be Thankful
2015年6月 イギリス
『イギリスの伝統を感じさせる、洗練されたギター・ポップ』

 いかにも英国産、と感じるビートルズ~ネオアコ経由の
湿っぽいメロディーとエモーショナルな歌声。
そして、のどかなカントリー感覚を大事にしたエレキ・ギター。
くすんだ雰囲気が素晴らしい。

 90年代にギター・ポップ・バンド、スーパースターの中心人物として活躍していたジョー・マカリンデン。
彼が新たに立ち上げたプロジェクト(グループ)がリンデンです。
スコットランドを拠点に活動。メンバーはジョーを含めて6人編成。
本作はセカンド・アルバムとなります。
LINDEN.png

 ブラス、鍵盤を交えたバンド編成。ストリングスはありません。
ゆったりとした温かみのあるコーラスを多用しており、隙間をたっぷりと取ったアンサンブルという印象。
前述した通り田舎っぽい雰囲気を大事にしており、主役はあくまでもヴォーカルとなっています。
情感をたっぷり込めたヴォーカルは強力。
素朴さが魅力の彼らですが、
その一方で薄く敷きつめられたシンセ・アレンジなど、
現代的な手法もちらほらと確認出来るのもポイントです。

 楽曲について。メロウなサビを持ったミドル・ナンバーが並んでおり、正直バリエーションには不満があり。
ただし2分台の曲が多く並んでおり、
10曲29分とコンパクトにまとまっている為、それを感じさせず一気に聴き通せます。
メロディーは前述のビートルズなどのルーツを感じさせる60~70年代のイギリス風で統一されており、
ノスタルジックな味わいがあり。
ストリングスは無いものの、これもチェンバーポップの一種でしょう。

 淡く内省的ですが、非常にイギリスらしさを感じる音楽。
地味ながら良質なアルバムでした。

Rest and be Thankful


解放感のあるブラスと寂しげなヴォーカルが溶け合った、ミドル・チューン。
2分台にスマートにまとめてしまう構成力が見事。

本作は大手ショップでCDが流通しております。


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コメント一覧

#735 No title
GAOHEWGII様

お久しぶりです。スーパースターは好きで聴いていましたが最近の情報は全く知らなくて、新たなバンドを結成したのですね。

PVでしかまだ聴けてないけどこの曲、セピア色の名曲ですね。CD欲しくなりました。それとPVで出てくるレコードプレーヤー、自分も同じものを持っているので「おおっ!」と思っちゃいました。

時が経っても変わらずいいう歌を作っていることに感動しました。
#736 Re: No title
waterblue様 こんばんは
コメントありがとうございます。

スーパースターのファンでいらっしゃいましたか。
ご紹介出来て良かったです。

自分はスーパースターのことは全然知らなかったので、
これを機会に聴いてみようと思います。

このレコード・プレイヤー、かっこいいですね。
山の中でこういう風に音楽を聴くのも気持ちよさそう。


> GAOHEWGII様
>
> お久しぶりです。スーパースターは好きで聴いていましたが最近の情報は全く知らなくて、新たなバンドを結成したのですね。
>
> PVでしかまだ聴けてないけどこの曲、セピア色の名曲ですね。CD欲しくなりました。それとPVで出てくるレコードプレーヤー、自分も同じものを持っているので「おおっ!」と思っちゃいました。
>
> 時が経っても変わらずいいう歌を作っていることに感動しました。

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