東京60WATTS/サヨナラトーキョー

東京60WATTS/サヨナラトーキョー
2015年5月 日本
『復活で即東京からお別れとは』
 東京60WATTS、いつの間にか復活していました。
ベースがいないようですが、まずはおめでたい。
5年振りの新作です。

 東京60WATTSはジャズ、ブルース、ソウルといった
黒人音楽のルーツをたっぷり含んだ音楽性が特徴のグループです。
EMI~AVEXとメジャー・レーベルを渡り、活躍していましたが2010年に活動を休止。

 ブルース、フォークのスタイルを踏襲した、語りかけるような歌い口のヴォーカル大川たけしと、
グルーヴィに転がるピアノの杉浦琢雄という二人の個性が強力であり、
且つそれぞれが作曲能力を有しているのが強み。
バラエティ豊かな楽曲群を生み出しています。

 新作の音楽性は上記した彼らの魅力が従来通り発揮された内容。
振り返れば、活動休止前のアルバムでは、杉浦氏によるメロウなバラードの比重を高めていたことにより、
まったりとしていた印象がありました。
一方、新作ではファンク要素がかなり前面に出ており、
シャッフル・ナンバーや大川氏によるブルース、ロックンロール曲も入って、かなりごった煮の様相。
ニューオリンズへの憧れを標榜していた初期を彷彿とさせる作風となっています。

 インディーズ・リリースではありますが、ストリングスなどを含む重厚なバンド・アレンジは変わらず。
エイベックス期では少しドラマ性過多でしたが、少しすっきりしていい塩梅だと思います。

 5年が経過して日本の音楽の流行も様変わり。
泥臭さ満点の彼らの存在感はますます貴重になったと言えるでしょう。

「さよなら東京」


上京を経て挫折、帰郷を歌っている曲。
上京して踏ん張っている曲を書いていただけに、感慨深いものがあり。
相変わらず爽やかなメロディーが素晴らしい。
 

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コメント一覧

#703
ピアノ色の濃さが素敵なサウンドです。女の子の声でこの曲がカバーされると新鮮さがひときわ立ちそうですね。
#704 Re: タイトルなし
わんわんわん様 こんばんは

コメントありがとうございます。


> ピアノ色の濃さが素敵なサウンドです。女の子の声でこの曲がカバーされると新鮮さがひときわ立ちそうですね。
女の子がカバーすると、
80年代歌謡みたいな哀愁が漂いそうな予感がしました。
確かにいいかも。

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