Anne Soldaat/ Talks Little, Kills Many

Anne Soldaat/ Talks Little, Kills Many
2015年4月 オランダ
『ちょっとジェイソンに会いにロスへ行ってくる。』

 「5月9日、友達から貸してもらったビージーズのファーストが最高だったぜ!」
なんてことを公式HPのトップに載せてしまう愛すべき男、アン・ソルジャー。

 彼はアムステルダム出身のSSW。
65年生まれ御年50歳になる、おじさんミュージシャン。
90年代からバンド活動を開始、ギタリストとして活躍していました。
ソロへと転向したのは2005年のこと。
本作は5枚目のアルバムとなります。

annesoldaat.jpg
(写真)若い。うーむ、随分お茶目なジャケットだからなのか。
いやいや50歳にしてはとても若々しくいらっしゃる。

 冒頭でビージーズのファーストが好きなことを紹介しましたが、
他にも
「今、ジャイルズ・ジャイルズ・フィリップを聴いている。」の記事があったりして、
どうやら英サイケ周辺に夢中なご様子。
音楽性もそれを反映した、ストリングスをふんだんに使った幻想的なサイケ・ポップ作となっています。

 これまで地元アムステルダムでアルバム制作をしていたのですが、今回は渡米。
ロサンゼルスでのセッションを敢行しております。
これはアメリカ指向ということではないらしく、彼はジェイソン・フォークナーと仲が良いらしく、
アドバイスを得るためにロサンゼルスに行く必要があったとのことです。
そう、アメリカ指向ではなく、元ジェリー・フィッシュに助言を求めに行ったのですよ。これはアツイ!

 既に前述した通り、ヴァイオリンやフルートなど、
ストリングス・アレンジがふんだんに盛り込まれたバンド・サウンドで録音された本作。
ジェイソン・フォークナーとは話をしただけらしく(もったいないとか言っちゃダメ)、
コーラスなどを含めほぼ一人で制作された宅録作です。
さっきセッションとか書いてしまったけれども
これで渡米してしまった気合いは凄い。

 歌声はジェントリー。
エコーも効果的に用いており、格調高くシリアスな雰囲気は正しく70年代イギリスのもの。
頭一つ突き出たキラー・チューンは無いのですが、
叙情味たっぷりのメロディーを散りばめた佳曲が並んでおります。

 70年代の英国音楽ファンにとっては、
地味だけれどもたまに掘り出して聴きたくなるような存在になること請け合い。

Gates of Pearl

ロマンティックを極めたバラード・ナンバー。
ファルセットのサビの美しさは格別です。
ラストに登場する、ブルージーなギターソロ・パートも素晴らしい。
テレビ局のライブ映像でしょうか。
本日の時点で再生回数42回というのが何とも無念。
アマゾンやitunesよりダウンロードが出来ます。

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#692 こんばんは
こんばんは。

とても50歳には見えない若々しさでびっくりです(笑)音楽の方もUKらしい渋さと素朴で美しいメロディーが良い塩梅で素晴らしいですね。

以前「Songmemories in my head」というブログを運営していましたが、少し前に新しいブログへと移転をいたしました。ご連絡が遅れてしまい申し訳ございませんが、よろしければ今後ともよろしくお願いいたします。
#693 Re: こんばんは
あっきー様 こんばんは

コメントありがとうございます。

おっしゃる通り、
オランダ人とは思えない英国濃度だと思います。
50歳を超えてもまだまだ頑張ってほしい!

ブログ移転の件、了解しました。
お知らせいただきありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いいたします。
また今度コメント書きますね。
リンクは修正させていただきました。


> こんばんは。
>
> とても50歳には見えない若々しさでびっくりです(笑)音楽の方もUKらしい渋さと素朴で美しいメロディーが良い塩梅で素晴らしいですね。
>
> 以前「Songmemories in my head」というブログを運営していましたが、少し前に新しいブログへと移転をいたしました。ご連絡が遅れてしまい申し訳ございませんが、よろしければ今後ともよろしくお願いいたします。

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