Carole King/ Touch The Sky

Carole King/ Touch The Sky
1979年 アメリカ
『逆境キャロルの溌剌ソングに勇気づけられる』

 どちらのページだったか忘れてしまいましたが、
交流ブログにてキャロル・キングの70年代後半の作品群より
『Simple Things』が取り上げられていました。
そういえば、まだこの時代のアルバムは聴いたことが無いな、
と思い立ち、取り敢えず本作を買ってみた次第です。
本作を含むキャピトル時代の作品は日本で紙ジャケにて初CD化がされた後、
輸入盤でも再発されています。

 カントリー系のSSWであるジェリー・ジェフ・ウォーカーと出会い、
彼のグループの協力を得て作られた作品。
ピアノよりもスライド・ギターが前に出ており、
枯れたバンド・アンサンブルが全編で繰り広げられています。
力強い楽曲が大勢を占めているのですが、
一方で前年に夫を亡くしているため、歌詞にはその傷心がそこかしこで見られるのも特徴。
最初の印象こそカントリーの要素が強いように感じますが、
ベースとなっているキャロル・キングの楽曲は従来通り、R
&Bやソウルの影響が濃いので、粘り気は十分。聴き込むほどに、
じわじわと彼女らしさが浸透して来ます。

 また、オードとは異なる情感をたっぷり込めた歌唱も印象的。
ちょっと泣きが強調されすぎたりすることもありますが、歌手として成長していることを実感します。

 全盛期のインパクト抜群の名曲群と比べると地味な内容であることは否めません。
しかしながら、
溌剌としたアップ・テンポ・ナンバーの魅力がカントリー・ロック・アレンジにハマっており、
このアルバムならではのキャロル・キングが楽しめると思います。
他のアルバムも集めないと。

「Passing Of The Days」

 本作の魅力をよく表している、ミドル・テンポのカントリー・ロック・ナンバー。
和気藹々とした空気感が伝わり、とっても爽やかな聴き心地。
動画では『Simple Things』のジャケが写っていますが、
これは同じジャケを使いまわしてのベスト盤のようです。

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#785 No title
キャロルキングがここまでバリバリ・こてこてのカントリーをやっていることが逆に新鮮ですね~!。やはりキャロルといえば「つづれおり」、数々の名曲の中には「男と女の複雑な心の機微」がTapestryの如く丹念に織り込まれており、発表からもう40年以上も経ちますが今でもその輝きは全く失われていない気がします。「ウィルユー・ラブミー・トモローは、「明日も、まだ愛してくれるかしら?」という女性から男性への温かくさりげないメッセージが率直に表現されラブソングの最高峰かも・・!ところでキャロルキングとジェイムステイラーの関係って本当はどうだったのでしょうか? お互いの才能を認め尊敬しあえる仲のミュージシャン同士でプラトニックな関係を維持してきたのか、実はカーリーサイモンとの三角関係で男と女の愛憎劇があったのか?・・とRWの脳裏には下世話な妄想も駆け巡りますが、晩年の2人のコラボ映像を見ていると心の底から互いに尊敬し合っているようにも見えます。もしそうであれば、男女間にもこんな素晴らしい友情関係(精神的な繋がり)があるんだ!と感動しちゃいますネエ・・。  (下衆のかんぐりRW)
#786 Re: No title
RW様 こんにちは

コメントありがとうございます。

ジェイムステイラーがモテたということでしょう。
SSWの歌詞は赤裸々ですからねー。
妄想してしまう気持ちは分かります。

> キャロルキングがここまでバリバリ・こてこてのカントリーをやっていることが逆に新鮮ですね~!。やはりキャロルといえば「つづれおり」、数々の名曲の中には「男と女の複雑な心の機微」がTapestryの如く丹念に織り込まれており、発表からもう40年以上も経ちますが今でもその輝きは全く失われていない気がします。「ウィルユー・ラブミー・トモローは、「明日も、まだ愛してくれるかしら?」という女性から男性への温かくさりげないメッセージが率直に表現されラブソングの最高峰かも・・!ところでキャロルキングとジェイムステイラーの関係って本当はどうだったのでしょうか? お互いの才能を認め尊敬しあえる仲のミュージシャン同士でプラトニックな関係を維持してきたのか、実はカーリーサイモンとの三角関係で男と女の愛憎劇があったのか?・・とRWの脳裏には下世話な妄想も駆け巡りますが、晩年の2人のコラボ映像を見ていると心の底から互いに尊敬し合っているようにも見えます。もしそうであれば、男女間にもこんな素晴らしい友情関係(精神的な繋がり)があるんだ!と感動しちゃいますネエ・・。  (下衆のかんぐりRW)
#787 おはようございます。
キャロルは紙ジャケでせっせと集めております。
この盤も紙ジャケで探している途中でありますが、プラケは既に持っております(笑)。地味なアルバムですし、語られることも少ないですが、良いアルバムですよね。この頃のキャロルはマイナーな分、隠れながらも素晴らしいメロディメイカーっぷりを認知できますね。
#788 Re: おはようございます。
ryo様 こんばんは
コメントありがとうございます。

>この盤も紙ジャケで探している途中でありますが、

 ジャケについては触れておりませんでしたが、
このモンペみたいなカラフルな服、青空に映えていいですよね。
紙ジャケで集めたくなるのも納得です。

>マイナーな分、隠れながらも素晴らしいメロディメイカー
まさしくその通り!
有名盤ほど聴きこんでいない分新鮮に楽しめますしね。


> キャロルは紙ジャケでせっせと集めております。
> この盤も紙ジャケで探している途中でありますが、プラケは既に持っております(笑)。地味なアルバムですし、語られることも少ないですが、良いアルバムですよね。この頃のキャロルはマイナーな分、隠れながらも素晴らしいメロディメイカーっぷりを認知できますね。

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