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ローレンス・ブロック/八百万の死にざま

ローレンス・ブロック/八百万の死にざま
1982年 アメリカ
田口俊樹訳 343p 読書期間14日
『シンプルに面白いミステリーでした』

 再びミステリー小説。
ハードボイルドな物語を得意とするローレンス・ブロックの代表作ということで入門してみました。

あらすじ:探偵マット・スカダーは足を洗いたい、という娼婦キムの相談に乗っていたが、ある日キムは殺されてしまう。マット・スカダーはキムのヒモ、チャンスの仕業だと疑うが、逆にチャンスから真犯人を探すように依頼をされてしまう・・・・・・

 過去に自身が引き起こした事故で、子供を死なせてしまったことを悔いており、
アル中になってしまう主人公スカダー。
そこから脱しようとして、日々葛藤しており、ある日は飲んでしまったりする。
そんな人間臭さが魅力となっています。
気取り過ぎな主人公はそれでもかっこいいし、
ヒモのチャンスを必要以上に恐れてしまうキムの臆病さにも人間臭さを感じました。

 風景や生活の描写が細かく、
退廃的な日々をリアルに感じることが出来る文章はさすが人気作家だと思いました。
訳者の力量も含めて、平易な文章はとても読みやすいです。

 犯人捜しの過程、解決に関しては
残り数ページで一気に済んでしまうのでいささか拍子抜けではあります。
しかしこれはあくまでも物語を楽しむのが筋なので十分満足しました。
シリーズ物とのことなので機会があれば他のものも読んでみたいと思います。

 事件はきれいさっぱりと解決するも、自分自身を苦しめるアルコールの問題には全く回復の兆しなし。
それでももがいている主人公の姿に釘付けになりました。
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#843 No title
アイザックヘイズ懐かしい~!我々が大学生の頃にFEN(米軍向け極東放送)でよく聴きましたねえ~!今度特集記事を組んでみようかな!
#846 Re: No title
ローリングウエストさま こんばんは
コメントありがとうございます。

> アイザックヘイズ懐かしい~!我々が大学生の頃にFEN(米軍向け極東放送)でよく聴きましたねえ~!今度特集記事を組んでみようかな!

追憶できる思い出が音楽と紐づけされているって素敵なことですね。
そのきっかけとなれてうれしいです。
記事、楽しみにしております。

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