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NO DICE/NO DICE

NO DICE/NO DICE
1977年 イギリス
『的を絞り切れていないからこそ滲み出るB級の味わい』
No-Dice.jpg

 ヒプノシス・ジャケの中でも、割とマイナーな本作。
2月にCD化されたので買いました。
実はこれ、柔道(でいいのかな?)で投げる前の写真が裏ジャケから続いていて、
しつこいナンパ男を投げ飛ばす、というストーリー仕立てになっていました。
手に入れて初めて知った衝撃の事実。
さすがに地味な匂いをプンプンと感じる本作、
ヒプノシスのジャケを眺めるだけで満たされてしまいがちが早速聴いてみます。

 ノー・ダイスは4人組のグループで本作を含め、
2枚のアルバムを70年代後半に残して解散したグループ。
中期ストーンズやフェイセスを想起させる、
グルーヴィなロックンロールやパワー・ポップを得意としていたとのこと。
メンバーは4人ですがキーボード、サックス、
ストリングス・アレンジにゲスト・プレーヤーを迎えています。

 オープニングのブラウンならぬ「Why Sugar」からしてそのまんまストーンズっぽい曲でした。
枯れた歌声でシャウトするヴォーカル、
ホンキー・トンク・ピアノ、ブルージーなギターが素晴らしい。
ただし本家ほどのエネルギーはなく、あくまでもコンパクト。
それが悪いわけではなく、パブ・ロック的な気安さがあって魅力的だと思います。
また本作は3か所のスタジオで録音されており、
それぞれのセッションで別々のプロデューサーを迎えています。
それが楽曲の幅広さに繋がっており、クィーンぽいドラマティックなグラム風ナンバーやら、
ジャジーなAORナンバーなど、「なるほど、ファースト・アルバムだな。」と納得できる詰め込み振り。
ただし、根底にはロックンロールが息づいており、シンプルな魅力は一貫しています。

長い下積み時代を経てデビューした彼ら。
正直に言ってさすがに70年代後半にこの方向性では苦しかっただろう、という感じの音楽です。
しかしながら21世紀の我が家で、のんびりと楽しませてもらいました。
またいつか、引っ張り出そう、と思いつつ棚に収めた春のある日。

「Murder in the rain」


ムーヴ・シンセがとってもジェネシスっぽいナンバー。
こんな曲もやっているとは本当に幅広い。
77年ものとは思えない、ファンタジックな仕上がりで素晴らしい。

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