The Grammers/Journey

The Grammers/Journey
2015年1月 フィンランド
『21世紀にも居た。ハード・ロック・オペラ・グループ』
 頭が悪そうな・・・・・・じゃなかった。
少年の心を忘れてなさそうなジャケが目に留まり、
楽曲名を眺めると「Journey」「 Brother」「 Hey Mama」「 Kids」。
4曲目までシンプルな単語が並んでおり、
これはさぞかし元気なグラム・ロック(グラマーズなだけに)が聴けるに違いない。

 グラマーズはヘルシンキ出身。
ツイン・ギターにキーボードを擁する6人編成のハード・ロック・グループです。
1999年に結成して以来3枚のアルバムを発表しており、本作は4枚目のアルバムとなります。
glammers.jpg


 グラマーズだけにグラム・ロック・・・・・・ではなく、
ロック・オペラ要素が高いハード・ロックをやっています。
中期スコーピオンズとミートローフを掛け合わせたような、
結構なクドさ加減が素晴らしい。

 血圧が大丈夫か心配になるほど力みまくるヴォーカル、
ヒープばりに唸るオルガン、
そしてブリティッシュ・ハード三羽カラスの如き、
様式美的フォーメーションを炸裂させるツイン・ギターの応酬。
更に雄々しき野郎コーラスが加わり、やりすぎた世界観は完成しています。
これがサード・アルバムということもあり、安定感も抜群。
このような濃厚なグループがフィンランドで活動しているというのは意外でした。

 敢えてマイナス点を挙げるなら、ありあまるほどの暑苦しさは伝わるのですが、
インプロヴィゼーションはかっちりまとまり過ぎなところがあり。
原因としては録音の過程でバンド演奏の熱を冷ましてしまったのでしょうか。
とにかくハード・ロックにしてはマイルドなアンサンブルが気になりました。

 新味などはありませんが、
有り余る元気に圧倒されて
つまらない悩みも吹っ飛ぶこと請け合いの楽しいハード・ロック作となっています。

「U.S. of A.」


この曲は一際、ミートローフ度が高い・・・
というか「Bat out of Hell」に結構似ていますね。
シリアスな反戦歌です。

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