The Six/The Six

The Six/The Six
1955年 アメリカ
『6人組だからシックス』

 ウルトラヴァイヴからリリースされているベツレヘム復刻シリーズの1枚。
何も知らなければソフト・マシーンのアルバムと勘違いしてしまいそう。
毎度ながらベツレヘムのジャケは、ノスタルジックな色使いがたまりません。
6人組だからシックス。
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 以下、ライナーから抜粋したプロフィール。
1954年にボストンで結成されたグループ。
サックス奏者ボブ・ウィルバーの発案による
「ディキシーランド・ジャズとモダン・ジャズの融合」をテーマとして掲げていました。
先にベツレヘムでレコードとして発売されたルビー・ブラフ『ホリディ・イン・ブラフ』に於いて、
彼はアレンジを担当。
その手腕を認められてグループはベツレヘムに移籍。
本作がセカンド・アルバムになるとのこと。

パーソナルは以下。
ジョニー・グレイセル(tp)
ソニー・トゥルーイット(tb)
ボブ・ウィルバー(cl,ss)
ボブ・ハマー(p)
ビル・ブリット(b)
エディー・ファイフェ(ds)

相変わらずベツレヘムの演奏者はマイナーで自分には馴染みが無いのですが、
ライナーによると、トゥルーイットはマイルスのアルバムへの参加経験があり、
ハマーはチャールズ・ミンガスのバンドに短期間在籍していたそうです。

 アルバムの内容ですが、ディキシーランド・ジャズを土台にしているだけに、
活気のある朗らかな演奏が印象的。
管楽隊とピアノの絡みは爽やかで洗練されています。
即興演奏部分にはモダン・ジャズの流儀が生かされており、融合というテーマにも納得がいきます。
幼少からディキシーランド・ジャズに親しみ、
モダン・ジャズを研究したというボブ・ウィルバーならではの、ほのぼのとした味わい。
刺激はありませんが、小休止に流れるジャズとしては上々のアルバムだと思います。

"SWING THAT MUSIC": BOB WILBER at BIRDLAND (September 1, 2010)

残念ながら本作からの音源は見つかりませんでしたので、
ボブ・ウィルバーの近年の演奏をどうぞ。
やっていることはほぼ不変。それだけに年季が入っております。

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