CDショップ大賞 組合報を読んで 2015 後編

CDショップ大賞 組合報を読んで 2015 後編
『たまには若者の音楽事情をリサーチ』

参考HP「全日本CDショップ店員組合」

<受賞者インタビュー>

 BABY METALのインタビューは語尾にDEATH!と付けていること以外は
優等生アイドルという感じでした。
そんな中「メタルという音楽ジャンルについてどう思いますか?」
→「正直、理解できていない。」という流れは、なかなかのインパクト。
CDショップ大賞的には例えプロデューサーに押し付けられたコンセプトであっても、
ヘヴィー・メタルに興味(もしくは愛)を持ってほしい流れだったはず。
ただ、今後の企画展開に可能性も残しています。
(もうやっているかもですが)例えば、全国のショップ店員が
BABY METALにメタル名盤を推薦して帯コメントやミニ・ライナーを書いてもらい、
販促の材料にするとか・・・・・・どうでしょう。

それにしても「正直、理解できていない。」という言葉は便利ですね。
相手を傷つけない感じで。勉強になります。

 一方でゲスの極み乙女。は音楽ファン振りを発揮しており、
メンバーの方がディアンジェロやベルアンドセバスチャンの新譜をチェックしているという情報には、
親近感を覚え、惹きつけられました。
そうか、まだまだCDショップ通いをするミュージシャンもいるのだな、と思う一方で、
僕だって近所に都心店のような施設があれば毎日、
いや月に一回は行っちゃうぞ!と思うのでした。

入賞8作品
 全体を俯瞰すればバランスが良く販促しやすいラインナップだと思います。
ただ椎名林檎やくるりがショップ大賞を受賞したとしても、
大した効果は望めないことが店員の皆さんに分からないはずがない。
もしこれが販促上のバランスを考えての(入賞狙いの)投票だとすると
他の可能性を持ったアルバムのポジションをつぶしてまですることなのか、
という思いはあり。
また、過去に受賞したMAN WITH A MISSIONやback number
といった常連組が入っているのを見て、
「ただのファン投票」的な姿勢が垣間見えて残念。

以下、今回改めて聴いてみたミュージシャンの感想を二つばかり。

片平里菜『amazing sky』


オーソドックスな若者向けJPOPという感じですね。
YUIの路線変更で空いたポジションに入った人、という印象は変わらず。しかしながら健全。

きのこ帝国『フェイクワールドワンダーランド』


シューゲイザーから発展したドリームポップの流れを汲んだグループですね。
JPOPのガラパゴス化と言われる昨今、
こういうグループが出てくるのはいいことだと思います。
(シューゲイザーのエコーは苦手です、ごめんなさい)

各部門賞
洋楽賞
洋楽賞はファレルですか。
そもそもCDショップに洋楽の品揃えを望むのが酷、な時代なだけに
「今年の洋楽賞はこれしか考えられません」というコメントにも納得。
ただ毒舌かもしれませんが、アルバム『GIRL』としての評価ではなく、
ひたすらサブリミナルで浴びせられていた「HAPPY」という曲単位での受賞という印象です。
いつかショップから能動的に洋楽の推薦盤を発信できますように。
ファレルのアルバムは愛聴しました。いい音楽です。

リビジテッド賞
この賞は再発や発掘音源をメインに据えていると思っていたのですが、
ベスト盤も入るのですね。
てっきりツェッペリンで決まりかと思っていたのですが大瀧詠一のベストが選ばれています。
手堅い選択ですが追悼盤を選ぶ賞になってしまわないように、と願うばかり。
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