S.T.S.I. Ensemble from the Academy of Art and Dance, Surakarta/JAVA GAMELAN OF SURAKARTA

S.T.S.I. Ensemble from the Academy of Art and Dance, Surakarta/JAVA GAMELAN OF SURAKARTA
1992年 インドネシア
『王様気分』

 ガムラン音楽はバリ島のものをCDで持っていたので、本作で2枚目。
こちらは同じインドネシアでもジャワ島のガムランだそうです。
本作は邦題として「王宮のガムラン」というタイトルが付いているのですが、
そのタイトル通り、ジャワのガムランは王宮の音楽として成長してきたという背景を持っています。
お祭りや祝い事でのどんちゃん騒ぎに使われる、
派手なバリのガムランとは異なるとのこと。

 王宮の音楽だけに規模も大きく、楽隊は青銅の鍵盤楽器、
ゴング、太鼓、木琴、竹の竪笛、声楽などで構成されており、
鍵盤楽器やゴングは各音階ごとに異なるものが用意されているとのこと。
それを整然と並べるとこのようになります。
gam1.png

並んでいる楽器の数は凄いですが、
実際に演奏するのは20人程度で人が入るとこのようになります。
gam2.jpg


うーむ、こうしてみると鍵盤とゴングの担当者は、
自分の担当するエリアが広いですね。大変そう。

 本作はインドネシアが伝統音楽を受け継いでいくために結成された、
スラカルタ・インドネシア芸術学院部楽団による92年の現地演奏
(ジャワ州スラカルタ市の学院内)を収録しています。
既に書きましたが優雅な王宮音楽であるジャワのガムラン。
「コロコロ、ガラガラ、ドッシャーン」という感じの
バリのガムランに慣れていた自分は少々面食らいました。
笛も鍵盤も太鼓も、全てが泰然としていてゆったりとしたリズムに蕩けていると、
すぐに眠りに付けそうです。
インドネシアに伝わる神話を朗々と歌う男女のヴォーカルや詠唱の存在感が大きいのもポイント。
ライナーには沖縄民謡との類似点が挙げられていましたが、納得が行きました。
一番短い曲で8分、長い曲で34分あり、計3曲。
歌の意味も追えないので退屈する部分もあり。
しかし、ジャワ・ガムランならではの繊細な残響の重なり合いが幻想的で、
しばしのトリップ感覚が味わえます。

Javanese gamelan: music and dance


同じ音源がありませんでしたので、youtubeから探してきたジャワ・ガムランの動画をどうぞ。
こちらは少し小規模の楽団ですが歌も入っており、特徴がよく出ていると思います。
意外にジャワのガムラン音楽はいい動画が少ないことが判明。

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コメント一覧

#678 No title
いやいや音楽の幅広さにビックリいたします。音楽は世界共通の言語ですからね~.
#679 Re: No title
RW様 おはようございます。
コメントありがとうございます。

たまにはオリエンタルな音楽もいいですよね。


台風から低気圧に変わったものが通り過ぎて
今日はいい天気。しかも暑いですね。

> いやいや音楽の幅広さにビックリいたします。音楽は世界共通の言語ですからね~.


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