Henry McCullough/Mind Your Own Business

Henry McCullough/Mind Your Own Business
1975年 イギリス
『さっぱり風英スワンプ』

 北アイルランド出身、
近年はポールのバック・バンドのメンバーとして知られるギタリスト、ベース・プレイヤー。
スプーキー・トゥース、グリース・バンド、ウイングス、といったグループを渡り歩いた、
英ロックを支えた重要ミュージシャンです。
そんな彼がウイングス脱退後、
ジョージのダーク・ホースからSSWとしてソロ名義で初めてリリースしたのが本作。
いかにも米国憧憬という雰囲気のイラストが素晴らしいアルバム・ジャケットからも
内容の良さが伝わってくるので、聴いてみたかったのですが遂に去年CD化されました。
実はお小遣いの関係上、後回しにしていたのですが
そろそろ日本盤が廃盤になりそうな気配を感じたので慌てて購入した次第です。

 ちなみにCDはビッグピンクより再発されました。
日本盤はヴィヴィッドから解説をつけてリリースされています。
ビッグピンクは韓国のビートボールのサブ・レーベルであり、
(日本製には及ばない完成度ですが)紙ジャケで
レイドバック系の再発をしてくれるインディー・レーベル。
世界初CD化タイトルも多く、コレクター魂を刺激し、且つ資金的に悩ませてくれます。

 録音にはグリース・バンドの面々はもちろん、
フランキー・ミラー、そしてパトゥーやヴィネガー・ジョーのメンバーといった
渋いセッション・プレイヤーが参加しています。
ウイングス以前の音楽性に回帰しており、ジャケのイメージ通り、
米国憧憬のスワンプ~パブ・ロックをやっています。
ハンク・ウィリアムスのカバーであるタイトル曲以外は自作曲で構成。
収録されているのは枯れた歌声と、特段のインパクト、ハイライトこそないものの、
控えめなスライド・ギターといった本人の魅力が堪能できるほのぼのとした佳曲ばかり。
後期スプーキー・トゥースやグリース・バンドの延長線上として
期待した通りの音楽が楽しめました。

Mind Your Own Business FULL ALBUM


各曲に分かれた動画がありませんでした。
気心の知れたセッション・プレイヤー達だからこそのラフな佇まいが素晴らしい。
パーマネントなグループではないからこその肩の力の抜け具合なのでしょう。
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コメント一覧

#680 No title
ご無沙汰してます。
スプーキー・トゥースは聴いたことありますが、Henry McCullough全くノーマークでした。
颯爽というかあんまり泥臭さを感じないのは、声が高めなせいかしら?というのも、イントロから歌が入った時に、最初の一声で結構落差を感じたんですわ。あれれ?
でも、GAOHEWGIIさんの言う通り、肩の力が抜けたラフな感じ、私も好きですわ。
#681 Re: No title
yuccalina様 こんばんは

コメントありがとうございます。

ここで書いた中での彼の経歴ではグリース・バンドだけが
イニシアチブを握っていたバンドだったと思います。
スプーキー・トゥースではマイク・ハリスンとゲイリー・ライトの二人を
支える役回りだったので意識しないのも無理ないかと。

そもそもダーク・ホースからリリースされたこのアルバム自体、
結構影が薄いですしね。

気に入っていただけて何なりです。

> ご無沙汰してます。
> スプーキー・トゥースは聴いたことありますが、Henry McCullough全くノーマークでした。
> 颯爽というかあんまり泥臭さを感じないのは、声が高めなせいかしら?というのも、イントロから歌が入った時に、最初の一声で結構落差を感じたんですわ。あれれ?
> でも、GAOHEWGIIさんの言う通り、肩の力が抜けたラフな感じ、私も好きですわ。

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