Rui Massena/Solo

Rui Massena/Solo
2015年2月 ポルトガル
『哀愁と清々しさに包まれるピアノソロ作』

 少し暖かくなってきた今日この頃に聴きたい、清々しいピアノ・アルバムをご紹介。
いざレビューを書かん!としたところ、
どうやらポルトガル語の情報しかない状況。
毎度のことながら自動翻訳を駆使しながら手探りで書いていきましょう。

 ルイ・マセナは1972年生まれ、ポルトガル北部の湾岸都市、ポルト出身の指揮者です。
早くからクラシック音楽に傾倒していた彼は、
リスボンにあるスーペリア·ナショナル·アカデミーという学校で、
マエストロであるジャン・マルク・バーフィンに師事。
クラスのオーケストラを指揮するなど活躍しました。
その後、作曲家、指揮者、ピアニストとして活動している彼は、
ブラジルの芸術科学アカデミーから文化勲章を(国境を越えて)授与されたことを始め、
数々の賞を受賞。世界的な音楽家として知名度を高めています。
rui-massena.jpg


 クラシックの指揮者として知られる彼ですが、
フットワークは軽くヒップホップ、ソウル、ポップ・ミュージック等様々な音楽を好んで聴いており、
それら大衆音楽との融和を図った音楽も発表しています。
またルイ・マセナは映画音楽も手掛けており、
今回リリースされたのはそんな素養が生かされたドラマティックなピアノ・ソロ作。
ピアノ・ソロ、それもクラシックとなれば、ついつい期待してしまうのが超絶技巧。
ですが本作にそこまでのものはありません。(普通にすごく巧いですけれども)
清々しいピアノの音色による、
哀愁がたっぷり込められた美しい楽曲群を堪能するアルバムとなっています。
静と動のふり幅が激しくダイナミック、
且つ各楽曲がほとんど3分台でまとめられているので、
飽きずにさっぱりと聴き進めていけます。
こめられた哀愁味はポルトガルのお家芸で少々大仰なところもありますが、
日本人にもジャスト・フィットすることでしょう。
「新潟の寒い朝、田んぼに降り立つ白鳥」みたいなイメージを描いてしまうほどに。
このように映像を想起させる音楽でもあります。

日本で言えば以前レビューしたhideyuki hashimotoの世界観と共通するものを感じました。

※次回更新は4月9日となります。

「D-Day」


 本文で清々しい、
とか書いておきながら
リーダー・トラックのタイトルが「D-DAY」(1944年6月6日:ノルマンディー上陸作戦)でした。
映画のような映像がイメージを増幅させてくれます。


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コメント一覧

#649 No title
クラシックの指揮者とは幅広いですね~!今日はムチャクチャ寒かったですね~。もう葉桜ですが、これからは新緑やツツジの輝く本格的な花の季節が来ますね!この気温の幅広さはご勘弁・・(苦笑).
#650 Re: No title
RW様 コメントありがとうございます。

> クラシックの指揮者とは幅広いですね~!今日はムチャクチャ寒かったですね~。もう葉桜ですが、これからは新緑やツツジの輝く本格的な花の季節が来ますね!この気温の幅広さはご勘弁・・(苦笑).

まんまと風邪をひいてしまいました。
もう治りかけですけれども。

クラシックはたまーに紹介しています。

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