Andrew Combs/ All These Dreams

Andrew Combs/ All These Dreams
2015年2月 アメリカ
『ラフ・トレードから先行リリースされるカントリー?』

 今年初めて紹介するフォーク・シンガーとなります。

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 アンドルー・クームスはナッシュビルを拠点に活動するカントリー系SSW。27歳。
ケイトリン・ローズのサポート・ミュージシャンを務める傍ら、
作曲家として活動していた彼が、自作自演歌手としてデビューしたのは2012年のこと。
本作はセカンド・アルバムとなります。
アメリカのミュージシャンですが、
アルバムはラフ・トレードからイギリス盤が先行で2月にリリースされているとのこと。

 生粋のカントリーというよりは、
カントリー色の強いフォーク、ポップスという聴き心地のアルバムとなっています。

アルバムにはケイトリン・ローズ人脈が全面バックアップしていますので、
少し彼女について触れておきます。
ケイトリン・ローズは、ナッシュビル出身の若手カントリー系SSW。
アンドルーとは同年齢、同郷ということで気が合ったのでしょう。
音楽性はスライド・ギターが爽快なアメリカン・ポップスであり、
メロディーにはカントリーのルーツがしっかり根付いています。
彼女自身のキュートな歌声も魅力的で、既にアメリカでは新世代SSWとして人気を得ている模様。

 本作のプロデュースにはケイトリン・ローズのアルバムを制作した
ジョーダン・レイングとスカイラー・ウィルソンが起用されています。
またケイトリン・ローズのバック・グループであるスティーリズムの二人が参加。
ケイトリンのデビュー以来組んできたチームがそのまま継続されており、
安定したチームワークを持ってアルバムが制作されたことが伺えます。
演奏はアンドルー自身によるヴォーカルをはじめ、
ギター、ペダル・スティールを担当するスティーリズムに、
ドラム、ベース、パーカッション、キーボード、フィドルを加えた編成。
一部ストリングスが大仰過ぎるところもありますが、
伸び伸びとした解放感ある演奏が印象的です。

 ポール・サイモンロイ・オービソンをリスペクトしているという彼。
落ち着き払ったダンディーな歌声で歌われる楽曲群は派手さこそ無いものの、
渋い魅力がじわじわと浸透する良質なものばかり。
そろそろ暖かくなる今日この頃、
暖房にあたりながらカントリー(風ポップス)を聴いて冬の名残を惜しみましょう。

「Foolin'」
 

溌剌としたポップ・ナンバー。
スライド奏法の他、インド風音階も披露するギターが大活躍。
腹に響くドラムもいいです。
Youtubeの画像はシングルのジャケらしいのですが、なかなかかっこいい出来。

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