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The Juke Joint Pimps/Boogie the church down

The Juke Joint Pimps/Boogie the church down
2012年 ドイツ
『違いが分からない男のブルース・レビュー⑱』

 
 雰囲気ばっちりのジャケに釣られてみたら、実は2012年のアルバムでした。

juke.jpg


 ジューク・ジョイント・ピンプスはドイツ出身の二人組で結成されたブルース・デュオ。
ドラム兼ハープ兼ヴォーカルのマイティ・マイク、
ギターのTマンで構成されています。

 シカゴ・ブルースをベースとする様々なグループで切磋琢磨していた二人が合流したのは
2003年のこと。
彼らはシルヴァートーンズというグループに在籍し、ベルギーでアルバムを録音。
youtube動画を見る限り、イタリアやロシアなど様々な国にツアーで回っていたようです。
この時点ですっかり中年オヤジの様相。
日本でいう所のおやじロックバンドのような佇まいですね。

 そんなシルヴァートーンズと同時進行で二人が進めていたのが、
今回取り上げたデュオ編成のジューク・ジョイント・ピンプス。
結成年も同じく2003年のこと。
ドイツのケルンを拠点に活動していた彼等。
本作は彼らが英国デビューを飾ることになる、セカンド・アルバムです。

 緩いパブロックといった風情のシルヴァートーンズに比べると、
ジューク・ジョイント・ピンプスはワイルド。
ドンチャカ、ドンチャカと小気味いいリズムに、ルーズなブルース・ハーブ、
だみ声ヴォーカル、そしてジョン・リー・フッカーなどをお手本にした
ブギー・スタイルによる軽快なギター。
二人という特性を生かした一発録りとなっており、隙間はたっぷりながら
熱気とグルーヴもたっぷり詰まったアルバムとなっています。

 ルーツとなっているのはシカゴ・ブルースですが、
野良猫ブルースという形容がされており、
シャウト、ラウドを重視したロック・ファンにもアピールする内容となっています。
なるほど、
パンク/ロックンロール系のドイツ・レーベル、ブードゥ・リズムが目を付けるのも納得のサウンド。
また本作には別名義でゴスペル・ピンプスとしての楽曲も収録。
スプリット盤の形態を成しています。
こちらではその名の通り、ゴスペル要素を絡めており、
コーラス隊も含めて若干ソウルフルな演奏が楽しめます。
(同じグループなのでブギーがベースなのは変わらず)

 60年代英国でのホワイトブルース・ムーヴメントと同様に、
本作には黒人音楽への憧れが詰まっています。
本物ブルースにある粘り気はありませんが、
ソリッドな演奏から生み出すグルーヴでカバー。
おじさん二人による無邪気なはしゃぎっぷりに胸が熱くなるアルバム。

「Juke Joint In The Sky」


古いソノシートの如き、劣悪な音質ですが、これは敢えてのこと。
コーラス隊をまじえてのゴスペル・パートからの曲です。
黒っぽさはほどほどという塩梅。
ここではギターは引っ込んでおり、マイティ・マイクの朗々たるヴォーカルが主役。
どんどん前のめりになっていく演奏ですが、さすが二人の息はぴったり。

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コメント一覧

#578 No title
ほんとに2012年なのかと思うジャケットですね。
でも味があり音楽も味ありますね。
ブルース系を買うことはほとんどないのですが
こうやってきくと惚れ込みそうです
(味ばっかり)
#579 Re: No title
面白半分様 こんばんは

コメントありがとうございます。

> ほんとに2012年なのかと思うジャケットですね。
よくある手法ですが汚れも印刷されています。

> でも味があり音楽も味ありますね。
> ブルース系を買うことはほとんどないのですが
> こうやってきくと惚れ込みそうです
> (味ばっかり)

味わっていただければうれしいですよ!
この曲は「お空で踊ろう」みたいなことを歌っているみたいです。
※juke jointはアメフトのフェイントを表す言葉が転じて
ダンスの意味になっているとのこと。

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