原田茶飯事/光るジュレのなかから

原田茶飯事/光るジュレのなかから
2013年8月 日本
『正月気分増幅』

 買いそびれていた原田茶飯事のアルバムを、最近やっと手に入れました。
経歴については過去のレビューを参考にしてください。
なんて書いていると、何だか記事が充実してきたと実感してきました。

 ソロとしては初めての全国流通盤。遅ればせながらおめでとうございます。
今回も自宅録音で制作されていますが、音質はかなり良好。
一味違います。
バラード・ナンバーでは
宅録ならではの密室的でアットホームな魅力を発揮。
ここでは掠れ気味の柔らかい歌声も素晴らしい。
一方でアップ・テンポでは
サックスやコンガ、フィドル、コーラスでゲスト・ミュージシャンが参加しており、
セッションらしい熱気を感じることが出来ます。
バラエティーに富んだアルバムです。

 音楽性は従来通り。ボサノヴァ、ソフトロックを通過した洗練されたポップスをやっています。
初の全国流通ということで、顔見せ的な性格も強いのでしょう。
総決算という感じ。
敢えて言えば彼自身によるピアノ、そしてゲストのサックスが活躍する曲では
かなりジャジーになっており、この辺りは新機軸でしょうか。
一度聴いてすぐ頭にこびりつくようなメロディーこそ無いものの、
のほほんとした旋律が心地よいです。

 タイトル曲「光るジュレのなかから」は朝帰りして
いつ起きるかも決めずに微睡の中に落ちていく歌。
日本の喧騒を生き急いでいるような人間には
こういう音楽はとても助かります。

「はだかのうたをください」


弾き語りなのでアルバムの雰囲気とはまた違っています。
昭和フォークみたいな魅力が生まれていますね。
クラシックギターのトロトロな音色もナイス。

今年も新作がリリースされる模様。
今度は予約しておこう。



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