西宮灰鼠/スペースシャトル

西宮灰鼠/スペースシャトル
2014年10月 日本
『仕事終わりに夜空を見上げて歌う、鼻歌の薦め』

 西宮灰鼠は弾き語りスタイルのシンガーソングライター。
2005年から「灰緑」、「ねずみバンド」「スバルズ」「3才」といったバンドで活動する傍ら、
画家としても個展を開いています。
本作はソロ名義として初めてリリースするアルバムとなります。

 アコギ弾き語り作ですが、一部楽曲にはパスカルズのメンバーなどが
ヴァイオリン、チェロ、テルミン、ドラムといった楽器で参加しています。
ジャケットのファンタジックな世界観にも通じる、
浮遊感があるフォーク・サウンドが特徴。
童話的な世界観がたまからの影響を多く感じさせる一方で、
そこまでのアヴァンギャルドさや毒はありません。
その代りというわけではありませんが、歌詞に於ける風景描写が鮮やかで色彩豊か。
これは画家としての素養も生きているのでしょう。
加えて友部正人を彷彿とさせるような、情熱的な歌い振りもポイント。
弾き語り好きな音楽ファンのツボを突いてくれる魅力が満載です。

 「スペースシャトルはいらない、自分のギターでそれ(みんなを宇宙に連れて行く)をするから」
と歌うタイトル曲(15分)を始め、壮大な夢見がちソングを1時間収録。
一部、メッセージが分かりにくいところもありますが、歌詞はとても面白いと感じました。

「シベリアの夜」


コントラバスとのデュオでの録音。
2009年のパフォーマンスなので、本作より5年前ということになります。
自身の絵を後ろに並べてのライヴ。
全身で自分の作品を表現しようという、あけっぴろげな歌い振りが気持ちいいです。
機会があれば演奏を生で体験してみたい。
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