Shaun Escoffery/In the Red Room

Shaun Escoffery/In the Red Room
2014年9月 イギリス
『美しいファルセットが印象的なニュー・ソウル回帰作』

 ロンドン出身。
自作自演のソウル・シンガー、ショーン・エスコフェリーによる7年振りの通算4作目。
曲良し、声良しの、おしゃれなニュー・ソウル作でした。

 2002年にファーストをリリースしているベテラン・ミュージシャン。
演劇俳優としても活動しているようで、
「ライオン・キング」や「あぁ無常」などへの出演経験もあるそうです。
一方で音楽活動に於いてエルトン・ジョンから支持を表明されたり、
ルノックス・ルイスとマイク・タイソンの試合前の国歌斉唱を担当するなど、
知名度を着々と獲得。
久しぶりの新作となった本作では
プロデュースをマイケルの『Invincible』に曲を提供したことでも知られる
ジル・キャングが担当しています。
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 海外のサイトでは、
彼の音楽性がスティーヴィー・ワンダーやマーヴィン・ゲイ、
アイズレー・ブラザーズなどを用いて語られています。
それもうなづけるニュー・ソウルな作風のアルバムとなっており、
何よりも本人の美しいファルセット・ヴォイスが印象的。
爽快で伸びやかな歌声が楽曲を魅力的に彩っています。
元々、クラブ由来のUKソウル・シンガーであり、打ち込み要素が強かった彼ですが
ジル・キャングのプロデュースによる影響か、
打ち込みによるラウンジ感は残しつつもグルーヴィなバックの演奏が前面に出ており、
躍動感あふれるソウル・アルバムとなりました。
70年代懐古のノリは濃厚ながら、
整然としたキーボード・ワークや所々に登場するモダンでダウナーな打ち込みビートなどに
2014年ならではの洗練が表われています。

「NATURES CALL」


ブラスとエレピが絡み合って、生み出される軽やかな疾走感。
そしてハイトーンのファルセット・ヴォイスが舞い踊る。これは気分爽快です。

「People」


軽快なダンス・ビートが効いている大団円のミドル・チューン。
この曲は往年のニューソウルを彷彿とさせる出来となっています。

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コメント一覧

#495 No title
こんばんは。
こちらもお初ですが、結構なベテランさんなのですね。
勝手にファイン・ヤング・カニバルス見たいのを想像して聴いたら、もっと黒っぽいヴォーカルでした。格好いいですね。
#496 Re: No title
yuccalina様 こんばんは
コメントありがとうございます。

自分も本作で入門なのでした。
初期は結構ハウスっぽかったらしいです。

ファイン・ヤング・カニバルズほどロック度が高いわけではありませんが
ポップで聴きやすいソウル系ミュージシャンだと思います。

> こんばんは。
> こちらもお初ですが、結構なベテランさんなのですね。
> 勝手にファイン・ヤング・カニバルス見たいのを想像して聴いたら、もっと黒っぽいヴォーカルでした。格好いいですね。

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