田中茉裕/I'M Here

田中茉裕/I'M Here
2014年11月 日本
『幻にならずに何より』

 鮮烈なデビュー作となった2012年のシングル(ミニアルバム?)『小さなリンジー』。
続けざまにファーストがリリースされるかと思いきや、その沙汰はなし。
2014年11月、忘れたころにリリースされました。
病気療養のために、レコーディングが中断されていたとのこと。
無事、お元気になられて何よりです。

 それにしても復帰後すぐにメジャー・デビューとは期待の高さが伺えます。

 田中茉裕はピアノ弾き語りのシンガー・ソングライター。
いつもルーツの推測を書いている自分ですが、そんな自分も戸惑う素直な作風が特徴。
敢えて言うならば、小中学校の音楽の授業をまっすぐに消化した音楽と言う感じで
メロディー、歌唱ともに児童唱歌のような清々しい雰囲気を纏っています。

 歌声は若さあふれるストレートなもの。
清廉さが魅力ですが一方で粗さやぶっきらぼうなところも見えて、
その自然体なところも魅力になっています。
大森靖子にも通じるところがあり。

 またプロデュースをムーンライダースの鈴木慶一が担当していることもポイント。
ピアノ弾き語りに、ヴァイオリン、チェロ、プログラミング、ギター、ドラムという布陣です。
ピアノ弾き語りのスタイルでは、シリアスな世界観になりがちですが、
優雅なストリングス・アレンジが、奔放な彼女の個性をサポートして
軽やかで心浮き立つサウンドに仕上がっています。
弾き語りからバンド・サウンドまでバラエティー豊かな構成にしているという面でも
プロデュースの効果はバッチリ。

 とにかくあのシングルで終わらなくてよかった。
これからの活躍に期待高まるファースト・アルバムです。

「夕焼け色の風」


いい曲だ!いい曲なんだが・・・・・・
このクリップにあざとさを感じてしまう(例えば3:30秒あたりのローアングルなど)
自分はやはり心が汚れているのか。
やっぱり「かわいい押し」をした方がいろんな人に音楽を聴いてもらえるってことなのでしょう。


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コメント一覧

#480 No title
GAOHEWGII様、こんばんは。

素朴でストレートな歌声に癒されました。
高校のとき湯川潮音のメジャー1stを聴いたときの、
あの感動と初々しさを思い出しました。
しかしカブを颯爽と乗る女子高生に萌えてる自分は、
すっかり心が汚れてしまった感があります。
#482 Re: No title
Choco16様 こんにちは

コメントありがとうございます。

おっしゃる通り、初々しさが魅力だと思います。
湯川潮音は後追いだったので登場の衝撃までは
体験しませんでしたが、そうですか。彷彿とさせますか。

新聞配達のおじさんたちにはよく遭遇するので
このクリップのファンタジーに没入できないんですよね。

> GAOHEWGII様、こんばんは。
>
> 素朴でストレートな歌声に癒されました。
> 高校のとき湯川潮音のメジャー1stを聴いたときの、
> あの感動と初々しさを思い出しました。
> しかしカブを颯爽と乗る女子高生に萌えてる自分は、
> すっかり心が汚れてしまった感があります。

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