Jim Noir/Finnish Line

Jim Noir/Finnish Line
2014年10月 イギリス
『地味ながら高品質。一押しビートルズ・フォロワー』

 何度か書いていますが自分は英国ロック好きなので、
新譜紹介も対象ミュージシャンがイギリスだと心ウキウキなのです。
しかし最近は(フロイドは新鮮味が無いのでノーカン)
随分イギリス出身ミュージシャンがご無沙汰で、ちょっとガッカリしていたのです。
(試聴前は一切の情報を遮断しているのでイギリス出身だから、と贔屓出来ないのです)
という訳で待望のイギリス勢がひさしぶりにやってきましたよ。
調べてみたところマリアンヌ・フェイスフルの記事以来でした。
もっと俺を刺激してくれ、ブリティッシュ・ミュージシャン!

 ジム・ノイアーはマンチェスター、デイビーハルム出身のシンガー・ソングライター。
2004年から音楽活動を開始しており、これまで2枚のアルバムをリリース。
本作はサード・アルバムです。
影響を受けたミュージシャンなどの情報はありませんでしたが、
音楽を聴けば一目瞭然、ビートルズやホリーズに心酔している模様。
jim noir

 つまるところ、オーソドックスな英ビート直系のポップ・ソング集なので、
刺激や革新性は無いのです。
しかし、メロディーの質が素晴らしく
60年代の英国ロック・ファンなら反応してしまう出来なのです。

 彼自身の弾き語りに鍵盤付きのバンドの伴奏を付けて録音されており、
サイケでコミカルなエフェクト処理も印象的です。
そのような中期ビートルズのごとき幻想的なサウンド、メロディーの傾向、
甘い歌声、ジョージみたいなスライド・ギターなどは
先述したように正しくビートルズ・フォロワーのもの。
しかし本家に比べるとシンプルにすっきりまとめています。
その分、よりポップでコーラス(多重録音)に重点が置かれており、
それがホリーズを彷彿とさせる訳です。
クリアーな音質が現代だと認識させるものの、
そうでなければビートルズ・フォロワーが手法を洗練させた、
70年代のアルバムだと言われても疑わない力作。

「The Broadway Jets」


初期エルヴィス・コステロも作りそうな、メロウなパブロック・ナンバー。
泥棒が侵入かと思いきや、というクリップもコミカルで、
クリスマス・シーズンの今にもピッタリ来ます。
地味なのですがジワジワ来るアルバム、わがブログで背中を押されてみませんか。
アマゾンなどでダウンロード販売されています。
(レコードもあるのですが国内流通はしていないようです。)

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コメント一覧

#486 No title
こんにちは。
私は新譜は、殆どGAOHEWGIIさんのブログから情報を得ております。Jim Noirも初めて聴きましたが、良いですね。確かに60年代の香りと、コステロっぽいPV、和みました。
#487 Re: No title
yuccalina様 こんばんは

うれしいコメントありがとうございます。
実際の所、かなり偏っているラインナップなのですが・・・・・・
まぁダイジョウブでしょう!

ジム・ノイアーの新譜は英ロック・ファンには安心しておすすめ出来る
内容です。クリップいいですよね。サッパリと終わる所がまたいい。


> こんにちは。
> 私は新譜は、殆どGAOHEWGIIさんのブログから情報を得ております。Jim Noirも初めて聴きましたが、良いですね。確かに60年代の香りと、コステロっぽいPV、和みました。

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