スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
関連するタグ

椎名林檎/日出処

椎名林檎/日出処
2014年11月
『初期のテイストもあり』

 確か『三文ゴシップ』がリリースされた際にはとても好意的な印象を持ったはず。
それなのに、聴くのはもっぱらファーストと、たまにセカンド。
そういうことになってしまう椎名林檎。

 とても評判がいい本作もドラマなどで使用されている先行シングル曲
(タイアップの既発6曲はやっぱり多いと思う)をチラッと聴いた限りでは
普通かな、と思っていました。
正に初期に囚われてしまった「厄介なファン」。

 ここから逆接で褒めちぎるべく、早速聴いてみました!
「しかし椎名林檎の新作はそんな私の呪縛を取り払ってくれたのです。」(みたいな感じで)
彼女特有のやさぐれて歌詞を吐き捨てる捨て鉢な魅力が確かにあり、
これは興奮します。

 アルバムの重要な要素として、序盤でのブラスの導入があります。
東京事変以降、培っていたジャズ要素がここでも受け継がれているということでしょう。
これが本作をダイナミックなサウンドへと変貌させている反面、
ヴォーカルを奥へと押しやっているので賛否両論あるところだと思います。
ただ中盤以降はガラッと雰囲気を変えており、
ワクワクさせてくれるので自分は良かったです。

 近年のシンフォニック路線(これはあまりハマりませんでした)や
プログラミングを駆使したエレクトロ、
シンセバリバリのテクノポップ風味などバラエティー豊かな構成。
ラストの「ありあまる富」はシンプルな弾き語りにすれば、より映えたかもしれません。
50分とは思えない濃密な内容で聴き終えると疲労感もあり。
お腹いっぱいです。

 内省的な路線も悪くありませんが、やはり毒とハッタリに満ちた新作の路線は魅力的。
ベテランならではのキャリアを包括したアルバムとなっており、想像を上回るクオリティーでした。
呪縛を取り払う、とまではいかないが時間は戻らない。
このアルバムはとても良かったです。

ブラスが入った曲を載せたかったのですが
無かったのでダイジェストをどうぞ。

『日出処』ダイジェストムービー

もっと読まれたい。ランキングのクリックにご協力を。→
関連するタグ 日本SSWロックポップス

トラックバック一覧

コメント一覧

#493 No title
GAOHEWGII様、こんばんは。

僕は、椎名林檎は東京事変の「群青日和」で初めて知った口です。
特にリアルタイムで「遭難」を聴いたときは電流が走りました。
CDショップで椎名林檎の曲はよく流れていて馴染み深いのですが、
名盤「無罪モラトリアム」だけじゃなくて新作も聴かなきゃ!ですね。

戸川純や椎名林檎のヴォーカルは聴き手の本能を呼び覚ます効果があると、何処かで聞いたことがあります。
#494 Re: No title
Choco16様 こんばんは
コメントありがとうございます。

なるほど、「群青日和」から入られたのですね。
自分も「遭難」があのアルバムのハイライトです。

>CDショップで椎名林檎の曲はよく流れていて馴染み深いのですが、
昔、タワーで椎名林檎の発売日に行ったとき
2時間ずっと椎名林檎が流れていたことを思い出しました。
お店も良かれ、と思ってPRのために繰り返し流しているのでしょうけれども
何度も聴かされるとうんざりするんですよね。ゴリ押しっぽくなっちゃうし。

> GAOHEWGII様、こんばんは。
>
> 僕は、椎名林檎は東京事変の「群青日和」で初めて知った口です。
> 特にリアルタイムで「遭難」を聴いたときは電流が走りました。
> CDショップで椎名林檎の曲はよく流れていて馴染み深いのですが、
> 名盤「無罪モラトリアム」だけじゃなくて新作も聴かなきゃ!ですね。
>
> 戸川純や椎名林檎のヴォーカルは聴き手の本能を呼び覚ます効果があると、何処かで聞いたことがあります。

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。