高野寛と素晴らしきラリーの仲間たち / We are Here

高野寛と素晴らしきラリーの仲間たち / We are Here
2014年9月 日本
『ラリーの仲間たちをご紹介』

 昨年、発売された自身のトリビュート作にはトッド・ラングレンも参加しているとのこと。
日本を代表するシンガーソングライターの一人である高野寛。
今作は彼がラリー・レーベルに所属する
個性派ミュージシャンの面々とコラボレーションしたアルバム。
ゲストが作った曲に高野寛が詞を乗せて、
ゲストが演奏して高野寛が歌う、というスタイルのようです。

収録曲、参加ゲストは以下です。

01. 高野寛×宮内優里 / FLAME
02. 高野寛×little moa / DAWN
03. 高野寛×YeYe / TWIST
04. 高野寛×CONCERT / CREAM
05. 高野寛×sugar me / Little Fat Baby
06. 高野寛×milk / Bedtime Story
07. 高野寛×宮内優里 / 春がいっぱい

宮内優里、YeYe、sugar meは知っていますが他は今回が初見です。
全般的にはエレクトロ系のミュージシャンが集まっているようで
音楽性もそちらに寄ったものとなっています。
参加ミュージシャンについては
上の楽曲リストにリンクを張りましたので参考にして頂ければ。

 まず2曲参加の宮内優里ですが既にTYTYTでも共演しているので馴染んでいる印象。
エレクトロ畑の人ながら、ゲストを迎えてのボーカル・ナンバーも得意としているだけに
ここでも違和感なし。
ぼんやりした休日感満載のポップ・ナンバーになっています。
そういえば最近はアルバムを出していないなぁと気が付きました。

 2曲目のlittle moaもエレクトロ系の女性ヴォーカルを擁するキーボード・トリオ。
ホーン(ユーフォニウム)などを交えた牧歌的な雰囲気、繊細な女性ヴォーカル、
アンビエントなキーボード・ワーク(打ち込み)が特徴です。
サイケデリック感もあるデュエットで、高野寛のヴォーカルの無機質振りが微笑ましい。

 3曲目のYeyeはギター弾き語りのSSW。
と思ったらかなりアヴァンギャルドな仕上がりでびっくりしました。
どうやら最近チェンバー・ポップにはまっているとのことで、
新機軸はその影響でしょう。
切り貼りされたSEにストリングス、生演奏、二人のデュエットが絡む
ストレンジ・ワールド。

 CONCERTは室内楽ポップ・デュオ。
捻くれたメロディーと緩いスライド・ギターで聴かせます。

 sugar meは相変わらず、後期ビートルズっぽいバラードをやっています。
ほのぼのです。

 続くmilkは初見。女性かと思いきや男性、梅林太郎と言う方のプロジェクトだそうです。
乱暴に言うと渋谷系な感じの音楽かな。
こちらもほのぼのとしており、前曲からの繋がりがスムーズ。

 高野寛という個性に比べると新鋭ゲストたちの個性はさすがに淡い。
ですが、休日音楽っぽい雰囲気は統一されており、
それは高野寛の最新作にも通じる魅力だと思います。

「FLAME」


アルバムのオープニングを飾る、宮内優里参加曲。
万華鏡的なクリップは目が回るものの、とても幻想的でほのぼのとした曲にぴったり。


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