Stevie Nicks/24 Karat Gold: Songs From The Vault (Deluxe Version)

Stevie Nicks/24 Karat Gold: Songs From The Vault (Deluxe Version)
2014年10月 アメリカ
『妖精は健在』

 かつてはフリートウッド・マックの看板ヴォーカルとして、
80年代からはソロ・シンガーとしても活躍してきたお嬢様系シンガー・ソングライター、
スティーヴィー・ニックス。
妖精とも例えられた、孤高の存在感を持ったミュージシャンである彼女。
これまでに8枚のアルバムを発表しており、
今回、約3年振りとなる9枚目のニュー・アルバムを発表しました。
自分はそれほど熱心なファンでは無かったのですが
(アルバムは80年代のものを2枚しか所有していません)、
親しみやすい今回のアルバム内容にあっさり屈伏してしまいました。
尚、ジャケ写はシック且つミステリアスな雰囲気が出ており、素晴らしいです。

Stevie Nicks 24

 本作の制作経緯ですが、
どうやらブートレグに自身の未発表曲に収録されていたことを知った彼女が、
過去の未発表曲を新規録音してアルバムを発表しようと思い立ったということのようです。
ソロ初期の80年代のストックを中心にしている為、
ダイナミックで奔放な往年の魅力がそのまま現代に蘇ったような内容となっています。
このあたりが自分を含めたオールド・ロック/ポップス・ファンにはツボとなるポイントでしょう。
ここまで触れていませんでしたが、凛々しくパワフルなダミ声ヴォーカルはもちろん健在。
キーボードを中心としたバンド・アンサンブルによって
奏でられるメロディーの質の高さも言うことなし。
これだけの素晴らしい楽曲群(さすがにミドル・テンポ中心の地味目なものが多いながら)
をボツにしてきた全盛期の才気爆発振りも、改めて実感することでしょう。
70年代後期のフリートウッド・マック調だったり、AOR調だったり、
カントリーだったり、ディスコ調だったり、と音楽性が雑多で統一感が取れていなかったり、
またごく一部に明らかに弱い曲があったり、と些細な欠点はありますが
基本的にはボートラ含めて16曲と盛り沢山の内容で楽しめると思います。
特に80年代に愛着がある音楽ファンなら、まず外さないでしょう。

「Lady」

リード曲に選ばれたのはピアノ・バラード。
曲も映像もシンプルにまとめられており、オーソドックスなはずですが、
グイグイ惹きつけられてしまいます。

「24 Karat Gold」

こちらは、個人的にはベストに推したいタイトル曲。
いかにも80年代AORらしい煌びやかで洗練されたメロディーとアレンジです。

国内盤あり。
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コメント一覧

#400 No title
懐かしいですね!

僕も80年代の2枚しか持っていませんが、
彼女の歌声はくせになりますね。
#401 Re: No title
バニーマン様 こんばんは

コメントありがとうございます。

> 懐かしいですね!
>
> 僕も80年代の2枚しか持っていませんが、
> 彼女の歌声はくせになりますね。

そうなんですよね、そういう感情を浮かび上がらせる音楽性になっていると思います。
歌声の存在感も抜群で、全く持ってくせになります。
#418 No title
GAOHEWGII様、こんばんは。

僕もスティービーニックスに最近ハマり中で作品を少しずつ集めようと思ってます。
彼女の才能とキャラクター(妖精趣味&ダミ声)の魅力って、
何時になっても色褪せない感じで大好きです。
このCDも近々買おうかなーと思います。
#420 Re: No title
Choco16様 こんばんは
コメントありがとうございます。

> GAOHEWGII様、こんばんは。
>
> 僕もスティービーニックスに最近ハマり中で作品を少しずつ集めようと思ってます。

そうですか!まずはファースト『Bella Donna』がおすすめです。
フリートウッドマックの初期名作をパロッたジャケもいかしています。

> 彼女の才能とキャラクター(妖精趣味&ダミ声)の魅力って、
> 何時になっても色褪せない感じで大好きです。
> このCDも近々買おうかなーと思います。

かっこいいですよね!
やはり入門は80年代の名作に尽きますが、
オンタイムのアルバムとして、本作も魅力的なのでおすすめです。


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