Clarence Reid/Dancin' With Nobody But You Babe

Clarence Reid/Dancin' With Nobody But You Babe
1969年 アメリカ
『8ビートが腹に染みわたる暴走ファンク』

 今週のソウル枠は屈託のないショーマン・シップでグイグイ盛り上げてくれる、
クラレンス・リードのアルバムをご紹介。

 Alstonレーベルに於いてプロデューサー、ソングライターとして活躍していた
クラレンス・リード。
サム・アンド・デイヴやKCアンド・ザ・サンシャイン・バンドなどにも
楽曲提供していました。
またブロウフライという変名で謎のマスクマンとしても活動。
セクシャル(まぁ下ネタですね)なパフォーマンスで人気を博していました。

 本作はアトコからリリースされたセカンド作。
ホーン、鍵盤が盛り沢山のファンク・アルバムとなっており、
冒頭の「Nobody But You Babe」を始め、ソウルフルなヴォーカルを生かした
力強い楽曲群が印象的です。

 5曲のカバーを収録。
内訳はインプレッションズ「I've Been Trying」、ビートルズ「Get Back」、
エドウィン・スター「25 Miles」、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ「Shop Around」、
プレスリー「Polk Salad Annie」。
どれも疾走感たっぷりのファンクへと変貌を遂げています。

 本作ではカバー、オリジナルを通じて端々で登場する8ビートが鮮烈。
ストーンズの「Satisfaction」の如き8ビートのごり押しを浴びるのは、なかなかに快感です。
ミドル・テンポのバラードも無難にこなしていますが、聴きどころはあくまでアップ・テンポ。
ブロウフライでも発揮されていた三枚目としてのサービス精神は健在。
ワン・パターンでも猪突猛進でもいいじゃない、という心境にさせる
お祭り騒ぎで楽しませてくれます。

「Nobody But You Babe」


ノーザン・ソウルとして人気が高いタイトル曲。
聴衆をグイグイと煽っていくヴォーカルはもちろんのこと、
ラストを締めるオルガンとブラスによるクライマックスも素晴らしい。

冬の寒さを吹っ飛ばせ!という威勢の良さを感じさせます。

もっと読まれたい。ランキングのクリックにご協力を。→
関連するタグ アメリカソウル

トラックバック一覧

コメント一覧

#550 No title
1970年代のソウルやモータウン、ディスコサウンドをじかに聴いてきた身としては実に懐かしいサウンドです。でもプログレなど英国ロック中心に聴いてきたRWはこの分野がかなりラフであまり理解していないのも現実かな・・(苦笑)
#551 Re: No title
ローリングウエスト様 こんばんは

懐かしいけれども理解していないのも現実・・・・・・なるほど。
こういう音楽は楽しんだもの勝ちなので
深く考えなくても大丈夫ですよ!
プログレのことはいったん忘れて楽しんでいただければ。

> 1970年代のソウルやモータウン、ディスコサウンドをじかに聴いてきた身としては実に懐かしいサウンドです。でもプログレなど英国ロック中心に聴いてきたRWはこの分野がかなりラフであまり理解していないのも現実かな・・(苦笑)

コメントの投稿

名前

タイトル

メールアドレス

URL

本文

パスワード

非公開コメント管理者にだけ表示を許可する